房総半島プチツーリングの途中、信号待ちでツーリングマップルを眺めていて気付いたのの字。同行者がいたので単独行動するわけにいかず、ソロツーの機会を待っていた。ただし、どの地図を見ても、のの字部分へのアプローチの道がなかったり点線になっていたりして、すごく危険な香りがする。
午前の所用を済ませ、14時に出発する。18時には戻ってこなくてはならない。往復170kmのプチツーである。
千葉県東京湾栽培漁業センターの脇にバイクを停める。磯根崎がよく見える砂浜である。ケータイでGoogle Mapsを表示し、のの字へ近づくため砂浜を歩き出す。この砂浜にScarverを乗り入れるのは自殺行為、「スタック友の会」入会は確実である。
Google Mapsに従って歩いてゆくと、ワダチらしきものがある。過去にクルマが通っていた証だろうが、最近は通行していない印象が強い。何が出るか、ドキドキしながら歩いてゆくと、コンクリート製のトンネルが見えてくる。これだ。うーん、房総というだけで素掘りのトンネルを期待していたのだが…
ぐるりと歩いて登ってゆく。意外と大きな規模ののの字だ。道幅はたっぷり2車線である。ガードレールも設置されている。設置者が誰なのか、橋の名前は何なのか、銘板を探すがどこにも見つからない。道として完成していないからなのか。なんでこんな中途半端な状態で放置されているのか。思うに、たぶん砂浜が私有地なのだろう。近所を散歩している人に尋ねたが、のの字の存在自体を知らないようだ。このまま忘れられていく道なんだろうか。
路線 | 市道? |
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所在地 | 千葉県富津市小久保 |
回転度 | 270度 |
実走行日 | 2006-03-04 |
全景写真 | |
バイクを停めて砂浜へ。 バイクを置いたほうを振り返る。建物は東京湾栽培漁業センター。 こんなワダチが林の中へ続く。 これがのの字のアンダーパス部。 のの字途中から下を見る。 ワダチは残っているもののクルマは永らく通っていない。 のの字交差部の上。こんな調子で磯根崎の裏手へつながっているようだ。 磯根崎全景。 |