会津置賜ツーリング2014初夏

今年の2月23日、雪の米坂線を撮影しに行ったのだが、あまりの雪の多さに挫折した。
撮影地は無積雪期でも踏み分け道の怪しい山中をGPSだけを頼りに500mほど歩かねばならぬ。腰ぐらいの積雪を想像していたのだが、現場は身長以上。ワークマンで購入したカンジキでは身体が沈み、1m進むのに10分以上かかる始末だ。
斯くして、夏場にテツが作った踏み分け道を目視確認しつつGPSに軌跡を残して冬場に備えようということになった。

仕事は少し一段落して土日の出勤や待機が少なくなったので、最近知った只見線のお立ち台も下見しておこう、そして北海道ツーリングに向けてリハビリしておこう、等と考えて日程選択。
天気予報では1日目の午後に置賜方面で雨が降るとのことなので、1日目は会津方面をうろつくことに決定したのだが。

会津田島を抜けたあたりから雲行きが怪しい。
カッパを着るタイミングを確認するためにXバンドMPレーダをチェックしたが、周辺で雨は降っていないようだ。
が、R400舟鼻トンネルを抜けると本降りに。
走っているうちにやむだろうと高をくくっていたが、昭和村と金山町の境界付近の覆道で休憩して小降りになるのを待つ。結局1時間ほど休憩しても一向にやむ気配がないので出発。XバンドMPレーダが役立たないケースもあるんだな。

金山小学校脇の林道を駆け上がって、尻吹峠下のお立ち台「大志俯瞰」にて。

そこは、ヒメシジミが乱舞する不思議な高原であった。

尻吹峠はこんな感じの普通の山道。
未舗装路だけど、峠には空気弁のマンホールがあった。近代的な農業用水が整備されていることに少し驚いた。

いわゆる早戸俯瞰にて。
カッパを既に脱いでいたので足下を濡らしたくない思いから、道路から10歩程度でアクセスできるほうのお立ち台で撮影した。結局、この後にもうひとつのお立ち台にも行ったのだが。

続いて、蓋沼俯瞰。
やはり6月中旬は時期が遅すぎる。このあたりは直播するらしいので、田んぼに景色が映る期間が長いのだけれど。

この日は蓋沼森林公園に設営して、夜撮り・朝撮りをやってみようかと漠然と考えていたが、あろうことか他に設営者がいないとのことで、飛び入り設営不可。柳津へ戻る気合はなかったので、このままあてもなく東進してみる。

場所 : 〒965-0202 福島県会津若松市湊町大字共和峠山乙 付近 ( 北緯37度28分17.797秒 東経139度59分28.583秒  標高 : 911.2m )
撮影日時 : 2014年06月14日 16時53分12秒  機材 : ISW13HT

迷った挙句、背あぶり山に設営した。標高850m、結構さぶい。
日没までにはまだ少し時間があるので、買い出しついでに布引高原へ行ってみる。



18時前後という時間なのに客が多くて驚いた。ちょこちょこフレームインしてくるクルマがあるので、ゆっくり撮影してられない。ここでそういう写真を撮るのは諦めるべきということか。

背あぶり山~布引高原の間に食材を買えそうな店がなくて少し焦ったが、設営地のほぼ東1.9km(しかし走行距離10km)にセブンイレブンを発見。命をつないだ。その後、設営地までの10km、舗装路は照明がなくてもなんとかなったが、レストハウスから設営地点までの未舗装路1kmは真っ暗闇。まだ除草されてない伸び盛りの草々が両側からせり出していて、路肩の識別が困難という事態にはちょっと参った。

明けて日曜。周辺散策しつつ撤収する。
背あぶり山に設営すると否応なく目に入る廃リフト。
これが動いていれば、買い出しも楽勝なんだけど?

ヤマツツジの季節も終わり。
撤収完了、置賜方面へ向けて出発。

まずは小国町を目指す。昨年開通した大規模林道飯豊檜枝岐線・飯豊一ノ木区間を通れればだいぶショートカットできるのだが、開通から1ヶ月で復旧時期未定の通行止めになってしまったのはたいへん残念だ。

大峠トンネル~大規模林道飯豊檜枝岐線・飯豊一ノ木区間の飯豊側入口である県道8号・県道378号交点を経由して、九才峠に到達。
取り立てるほどの峠ではない・・・と思ったが、ここは新潟・仙台天然ガスパイプラインが越えている峠らしい。周辺には寂れた峠道に似つかわしくないガス管橋や杭が乱立している。

これはガス管橋の前にある古い橋脚。もしかして線形改良前の旧道?と思ったが、この奥にあった個人宅への私道のようだ。

横川ダムの白い森おぐに湖畔を通って国道113号を目指す。
その湖畔から見える橋。
おお、水没遺構か?と一瞬思ったが、それにしては新しすぎる。
不動出生橋(ふどういづるぎばし)と名付けられたこの橋、ダム湖により分断される歴史街道を歩けるように、水没前に周辺にあった橋を解体再利用したものとのこと。

目論見通り、快速べにばな号3822D通過の1時間半前に伊佐領-羽前沼沢間の某所に辿りつき、装備を整えて山道を分け入ったのだが・・・道がわからん。分岐後の踏み分け道がはっきりしないとの事前情報を得ていたが、それにしてもわからん。1時間ほど彷徨って挫折。

結局、栗松トンネル脇のS字でお茶を濁す。もちろん、ここはここで国道113号旧道と米坂線が絡むいい場所なんだけど。なんだけど、プチ敗北感。
軽く膝を笑わせながら撮影した後、帰路につく。

山形県道244号を南下していると、予期せずミニミニ円筒分水を発見。
あまりに唐突だったので停車できず、数百m進んだ後でUターンして撮影してみる。

規模から見て、周辺数枚の水田で水を分けあっているのだろう。
帰宅後に調べてみたが、水利組合や土地改良区の情報がネットに転がっているはずもなく、名称も完工時期も不明だ。空中写真によれば、昭和24年時点では付近は開拓中、昭和38年には分水工らしき設備の痕跡が見える。

白布峠は快適~ のはずが。
気温は20度を下回り、ただただ寒いだけ。
東鉢山七曲りでシャッターボタンを乱打するつもりでいたのだが、突然の霧であえなく撃沈。もう少し待てば晴れたかも。

路面の道路最高所表示で有名な磐梯周辺の元有料道路群だが、磐梯吾妻レークラインにもあった。3桁はインパクト弱いな。

ここから10分ほど走ったところで「50高中」を発見。
前後の速度制限標識は現代のものに置き換わっていたし、この地点も再舗装により?路面標示が消えていたので、標識がなくなるのも時間の問題か。

二本松から高速に乗って、尻の痛さに泣きを入れつつ常磐道経由で帰りましたとさ。

走行距離 : 1,001.8km
走行時間 : 15h18m
平均速度 : 65.5km/h
給油総量 : 37.37L
平均燃費 : 26.8km/L

【教訓その1】
夜間走行は、シールドにベタベタ張り付く虫対策が必要。コンビニで売ってる濡れティッシュで拭くと跡が残る。乾いたティッシュに水を垂らして拭くのが最強か。貴族になったらティアオフフィルムって選択肢もあるか。

【教訓その2】
運動神経が鈍いお年頃なので、夕暮れ~夜間の非舗装路は何が何でも走っちゃいかん。



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