NZ2 Day6

この日はいよいよサザンアルプス越え。
東海岸に戻るということは、旅も終わりに近づいているということ。
そろそろ飽きてきた感もあってさっさと東海岸に行ってしまおうという気持ちもあり、まだまだこのまま西海岸を北へ向かいたいという気持ちもあり。


前日の夜、何気なく地図を見ていたら・・・
見つけてしまいました。のの字な道
うーん、TimaruってDay2に通り過ぎた街だよね・・・
行こか行こまいか、すんげー迷ってます。今日宿泊予定のKaikouraからTimaruは遠すぎ。
Christchurchより南の町で宿が取れたら、行けるかもな・・・
ノノジストとしては行かねば。国際ノノジストになるチャンスだし。
無殺菌牛乳、ご自由にお飲みくださいThe Old Churchでは、無殺菌牛乳を無料で飲ませてくれます。無殺菌だからおいしい。無殺菌だからハライタになっても知らネ。
前日に買っておいたパンとバナナの朝食を済ませ、08時頃に出発します。

Bold Head Road入口雨が降りそうな気配ながらも、ブーツカバーとカッパを着て、「チョー楽勝のシングルトラック」と宿のオーナーが勧めてくれたBold Head Roadへ。
教えてもらって初めて知ったのですが、シングルトラックは "Shingle Track" であり "Single Track" ではないんだって。

後注)調べてみたら、Single Trackって言葉がWikipediaに載ってます。どちらのつづりでも通じるっちゃ通じるけど、意味が変わってきますわな。ドッチが正解なんでしょ?

Bold Head Roadは典型的な農道細かい話は抜きにして、1車線であることに変わりなし。けれど、後ろからも前からも車は来ません。こんな木造の橋が20年前の北海道を思い出させます。

こんなトコにもスクールバスが来るのね制限速度はもちろん100km/hなんですが、スクールバスが通るって言うし、両側に鉄条網があるのであまりスピードを上げられません。だいたい80km/hぐらい?
・・・と思っていたら、前からスクールバスが来ました。「わかば幼稚園」って書いてあります。

は? ココはドコ?
日本の中古車がいっぱい輸入されてるんですねぇ。

Woodstock Rimu Road宿の奥さんおすすめの道、RossからHokitikaまでの裏道です。「モーターサイクラー(←?)なら好きそうな道よ。クルマ全然通らないし。」
State Highwayでもクルマ通りませんってばw

HokitikaのAnglican Church
で、こういう場所に出てState Highwayに合流します。このままGraymouthへ向かいます。
キタ、道路鉄道併用橋
・・・っと、キタ━(゚∀゚)━ ! 道路鉄道併用橋 !
こんな構造、レールがゆがんでいても気にしない
列車が通過する際は10km/hに減速するそうです。そりゃそうだわな。こんなにレールがゆがんでいたら危なっかしくて仕方がない。
鉄道がラウンドアバウトの中央を突っ切る
おっと、今度はなんだ?ラウンドアバウトの中を鉄道が通っているようです。直進すればChristchurchに行けますが、今日は左折してGraymouthへ行くのです。
安産マークの親戚?この標識はなんなんでしょうねぇ。安産マークっぽく見えるのはワタシだけ?

Kumara Junction
てな具合の、これがKumara Junctionでした。
再びきました、道路鉄道併用橋再び来ました、道路鉄道併用橋。

道路鉄道併用橋。列車が来たら逃げようがなさそう・・・制限高さ4.6mってのは列車にも適用されるんですよね。というか、列車が来たら逃げようがなさそうです。
この写真を撮っているとき、Kiwiみたいな?Keaみたいな?鳥がヨタヨタと道端を歩いてました。ヨタヨタしてる割にはすばしっこく、写真に撮れず残念。

ニュージーランドの公衆ネット端末それなりによくお世話になった公衆ネット端末。NZ$1かNZ$2を投入して、10分または20分だけネットに接続することができます。日本語入力もOK(ちょっとだけ設定に工夫が必要ですが)。
この端末はGraymouthのi-siteにて。

Graymouthのi-siteで、Chiristchurchより南側で宿は取れそうか聞いてみます。が、適当な場所がありません。Timaruならあるぜ、と言われましたが、この日のうちにTimaruまで到達するのはムリぽ。
結局、AshburtonのHoliday Parkなら予約なしで泊まれる場所があるとのこと。ギリギリまで考えてみることにします・・・

キャンバーがきついので、このように駐車しますGraymouthのi-site近くにバイクを停めました。ニュージーランドの路面はキャンバー(って言うのかな?路面の断面がかまぼこみたいになってるの)が強くて、普通に停めたのでは横転するか、少なくとも起こせなくなります。なので、こんな風に直角に停めるのです。

重宝した自作マップケースニュージーランドの地図に合わせて自作したマップケース。普段使ってるマップケースの応用版です。

Reeftonのカフェ
GraumouthからSH7を走ってサザンアルプス越えです。サザンアルプス越えには3つの峠があるらしいのですが、その北側に位置するLewis Passに向かって走ります。ガス欠に備えて、Reeftonの街で人馬ともに補給です。
こういうカフェなら、自家製のパイがあるはず・・・
Reeftonのカフェで軽い昼食をというわけで、キーマカレーパイです。手っ取り早く言えば、カレーパン。
味は・・・結構おいしいんですよ。
「このパイ、めっさウメー」と店のおねいさんに言ったらニコニコッとして、コーヒーお代わりをサービスしてくれましたw

Lewis Passの緑の中を抜けて
Lewis Passの森を抜けます。西海岸は森、東海岸ははげ山の印象が強いです。まだこのあたりは森なので、西海岸の印象ですね。この後通過したMaruia Springsで湯船のある風呂につかっていこうかとも思いましたが、日帰り入浴NZ$15っていうのはねー。ちょっと高いよね。
Sylvia Flat Hot Springsへの道
今回の旅で期待していた野湯2つ目。Sylvia Flat Hot Springsです。
(1) Reeftonから81km、こんなピクニックエリアが目印。
(2) 少し鋭角に山側へ道が延びています。
(3) 先が見えず少々不安ですが・・・
(4) こんなピクニックエリアの突き当たりです。
この小路の向こうにあるはず・・ピクニックエリアの突き当たりにバイクを停め、小道を上流に向かって歩きます。

野湯発見
ビンゴ!これだ。
全部で4つぐらいの湯船があります。
ぬるいので、足湯でつかろうと手を入れたのですが・・・ぬるい。ぬるすぎ。
こんなのに入ったら風邪をひきそう。仕方なく、足湯にしておきました。ぬるすぎて、全然いいカンジは味わえませんでしたが。おまけに、サンドフライ対策をするのを忘れてて悲惨な目に。

この景色、北海道ではありません(その6)さぁ、Kaikouraを目指すか、それともAshburtonを目指すか。

結局、Graymouthのi-siteでも、Reeftonでも、イロイロな人から共通して言われたこと。「なぜKaikouraに行かない?私ならゼッタイKaikouraだね。」を信じて、Kaikouraに向かうことにします。
そこで出会うこういうニュージーランドな風景。
誰?北海道ツーリングの写真を適当に混ぜてると思ってるのは?w

ワインディングをのんびりトコトコ走っていたら・・・ブラインドカーブからいきなりスクールバスが出てきます。危ない危ない。そのスクールバスをよく見ると、正面の行き先表示板のところに

「宇都宮大学」 とな。

は? おーい、ココはドコ?
この景色、北海道ではありません(その7)Mouse PointってトコからWaiauを経由(実は、Waiauでルートミスして16kmほど余分に走る羽目に)してKaikouraへ向かう道、SH70はAlpine Pacific Triangleとも呼ばれるルートの一つだそうで、なかなか楽しい道です。交通量が少なくて景色がよくてワインディングロードで。午前中に走れば気持ちよかったんでしょうが、400km走った後でここを走るのはカナリえぐい。へろへろになりながらKaikouraに到着です。

KaikouraこれがKaikouraの海岸。んー。どこかで見たことあるような。熱海?材木座?ま、海岸の風景なんてどこも似たようなもんか・・・

今日の宿、YHA Kaikouraにチェックインした後で、昨日同様にKaikouraの繁華街にあるFour Square Supermarketでお買い物。もうへろへろで食欲も半分。昨日買ったビールの残り3本があるので、パンをアテに飲めば十分かな、と。

YHA Kaikouraの室内同室はなんと日本人カポー。オーストラリア~ニュージーランドを2週間程度かけて旅する学生さんだそうで、翌日はKaikouraからバスに乗ってPictonへ向かうそうな。その後、Interislanderに乗ってWellingtonへ渡るという。彼らが作ったカレーを少しごちそうになる。インディカ米が上手に炊けないと凹んでいたけれど、意外においしいじゃないの。

翌日は7時に出発して、Timaruへ行って写真を撮ってChristchurchに14時30分頃までに戻ってこなければならない。かなりチャレンジングなスケジュールなので、バイクを返すときに荷物のパッキングに手間取らないように準備しておく。ネットで翌日の天気予報をチェックすると1日中雨らしい。ちぇっ。
この日の走行距離 : 482km
この日の給油量 : 20.34L

NZ2 Index


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