復活キャンプツーリング

すっかりブログを書く気合が失せてしまって、なかなかMT編集画面を開く気にならないのだが、さりとてブログをやめるつもりもなく。気付けば1ヶ月ほど放置してしまったが、ツイートのとおり元気な日々を送っている。ここ2ヶ月ぐらいでいくつかのジャンルのニューウェポンを入手して、その設定や試運転を愉しむのに忙しかったという言い訳をしておこう。

例の事件発生が5月9日(日)、自らへの戒めを込めて、180日間の自主免停を設定した。その満了が11月5日で、復活を記念したキャンプツーリングを11月6~7日にやった記録である。

設営地は常陸大宮市、久慈川沿いの辰ノ口親水公園、無料のキャンプ場である。都内から150km弱で、ちょいと立ち寄って行くにも、時間がなくて直行するにもちょうど良い距離だ。シェルパのバッテリーはアガッたままだし、走行が安定する重さが復活ツーリングの相棒として心強いので、F650GSを出動させることにする。


6ヶ月間、ツーリングのことなどすっかり頭の中になかったからなのか、何をパッキングすればいいのか大いに迷い、前々日から始めたパッキングはアレを入れたりコレを出したりして当日朝までダラダラとやっていたが、ニューテントの確認とニューウェポンの試運転を明るいうちにやっておきたかったので、12時前に到着できるよう、8時過ぎには出発するつもりだった。

が。

荷物を積んでいざ出発しようとエンジンをかけてみたら・・・セルの動きがかなり弱々しい。かろうじて始動できたものの、何かのはずみでストールしたら二度と始動できないような不安を感じたので、ここは安全策をとってバッテリーを充電しておくことにした。これで出発は3時間遅延確定。2週間に1回はエンジンをかけていたのだが、むしろこれでバッテリーを酷使していたのかも知れない。

なんとか11時半に出発。

これでどこにも立ち寄る時間がなくなった。
チタン棒を骨に固定するピンが身体の内側から皮膚を刺激し、ニーシンガードや靴に圧迫されて痛む。何よりも身体が慣れていないのでリキんでみるみるうちに肩凝り一直線になっていることを実感する。
こりゃモタねえ、ってことで、常磐道に乗って早々に守谷で休憩。
って、下り守谷SAに入るの初めてだよ、オレ(笑)

那珂ICで降り、昼飯を食べつつ設営地には14時に到着。既にいくつものテントが張られている。事務所で手続き(無料だけど必要なのよ)した後、ちゃっちゃと設営する。

ニューテントはモンベルのクロノスドーム。
ソロキャンパーの普及率トップかも?と思えるほどに、キャンプ場で必ず見かけるテントである。キャンプ場で自分ちを見失う危険が高いのが難点なのだが、軽いし設営が簡単なところが気に入って購入したのだが・・・
設営した感想は、「やっぱり前室狭っ。」

そりゃ、これまでのコールマンツーリングと比較しちゃダメだろと思うし、前室が狭いのがわかっていたからタープを買っておいたのである。細かい部分で言うと、縫製の質にやや難があったり、出入口の狭さを感じたりするが、ま、このお値段でこの機能は十分に満足できる(しなけりゃならんだろ)。所詮、年間15泊程度のベビーキャンパーだから、これ以上の費用をかけるつもりもない。

設営したら、風呂と買い出し。
事前にアレコレ温泉を探していたものの、結局時間不足で最寄りの金砂の湯へ。
まったく期待していなかったのだが、意外に普通の湯だった。
山方宿駅近くのスーパーで買い出しして、キャンプ場に戻ったのはすっかり暗くなった16時半。

場所 : 茨城県常陸太田市上宮河内町 付近 ( 北緯36度37分48.61秒 東経140度25分44.65秒 )
撮影日時 : 2010年11月06日 16時07分35秒  機材 : W53S

既に他のメンバーも到着していて、慌てて夕食準備にとりかかる。
ここでニューウェポンの登場。
のはずなのだが・・・写真を撮るのを忘れてたヨヨヨ。

そうです。
右の写真?のとおり、新富士バーナーのスモーカーで燻製なのです。
5年ぐらい前からやってみたいと思ってて、2年前からAmazonのカートの中に入りっぱなしだったんだよね。もっとも、購入したのは渋谷のモンベルなんだけど(^^;
今日は初体験ということもあって、温燻と熱燻をやってみる。
メープルのスモークウッドに火をつけて・・・が、点かない。というか、スモークウッドが崩れて棒状でなくなってる。仕方が無いので、下からバーナーで炙って熱燻する。

チーズとナッツを手始めに、その後、ゆで卵やししゃもやハンバーグ等々。
本来、ゆで卵はソミュール液に1日ぐらい漬け込んでから燻すものらしいけど、ワタシの性格ではそういうことはムリ。茹でたら即燻製、という荒業にチャレンジしてみた。味は・・・初体験に免じていただくことにした。
正直なところ、単に煙いだけ。きちんとトレーニングしなきゃダメだね。

その後、サクラのスモークチップを継ぎ足しつつ、火加減を調整してみるのだが・・・
ワタシのバーナーはカセットガス方式なので、点火するとボンベが冷える。加えて放射冷却でどんどん冷え込む夜である。ボンベがキンキンに冷えてガスの気化が進まず、火が消えてしまう事態が何度も発生してしまう。
これは厄介。対策を考えなければ。

いつものメンバーで自作焚火台(スノピスタイルとユニスタイル 笑)を囲む。
薪はお隣りのキャンパーさんからのいただきもの。
そして、薪割りのナタ代用品として今回活躍するはずだったのが、タガネである。

薪割り用のナタって大きいし重いし、わざわざ買うのはどうなのよー、と思いつつホムセンを徘徊していてひらめいたのがタガネなのである。ハンマーはテントのペグ打ち用が必ずあるから、しっかり仕事してくれると思ったのだが・・・
購入したタガネは19mmってサイズなのだが、これでは小さいことが判明。打ち込んでもタガネが食い込むだけで薪は割れてくれないのである。少なくとも25mmぐらいのサイズがほしい。

夜も更けて夜露が激しくなって猛烈に寒くなってきたので、火を持ってタープ下に移動する。
火の粉がタープに飛び火しないように気遣いながら薪をガンガンくべる。
が、時既に遅し。身体が冷え込んでしまって酒も進まない。

ということで、いろいろ学習したキャンプであった。
ちゃんと、レポしたいものの写真を撮っておかねば。(や、ソッチじゃないっつうの)
翌日、飯田ダムを経由して、日本最大のダチョウ牧場に立ち寄って帰りましたとさ。


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