バイク用ETC(その6)

バイク用ETCの試行運用について、ようやく具体的なスケジュールが 発表 された。
その他の報道を見る限り、タッチ・アンド・ゴー方式ではなく、ノンストップ方式で実装に向けたさらなる検討を進めるようだ。
問題は車載器の設置場所である。
シート下に納めるような話があるが・・・私のScarverのシート下は盗難防止装置でイッパイイッパイである。もう入らないよー。車載器の大きさはどんなもんだろ? 場合によっては、トップケースを新設してその中に入れるか、或いはスタッフベイにハードケースを取り付けてその中に納めるか、そんなことを考えないといけないかもしれない。
だが・・・チト待て。

  • 車載器をそんな中に入れてしまって通信できるのか?
    ETCで使用する電波は5.8GHz帯だから、ちょっとした障害物でも通信阻害の要因になりうる。まぁ、アンテナ/車載器分離タイプなら問題ないか。でも、イタズラでアンテナケーブルを切られたらヤだねェ。
  • シート下と気軽に言うけれど、環境(温度)は大丈夫なんだろうか?
    一般的にICカードの耐久温度帯は-30度~65度である。シート下はそんなもんじゃきかんだろ。自動車でも夏の炎天下では軽く100度を超えるので、車を離れるときにカードを抜くのは必須(取扱説明書にもそのように書かれているはず)である。
    そんなわけで、カードを頻繁に抜き差しするから、メーターカバーの中のような場所は設置場所に向かない。バイクを離れるときにシートを外してカードを抜くのは随分面倒だが、走行中は刺しておかねば意味を成さない。しかし熱でカードがヤラれたら・・・どうするよ。
実装するとなると、それはそれで気がかりなことがイッパイである。ともかくモニターになる皆さん、言うべきことはしっかりと言ってくださいな。くれぐれも買収されることのありませんように。(んなワケないか。)


One Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA