マブンジャ橋(沖縄県豊見城市)

2026年04月12日訪問 [Google Maps]    [地理院地図]
那覇空港自動車道の豊見城IC近く、国場川水系饒波川(のはがわ)の支流に架かる橋。
完成時期不明、橋長4mの単径間石造アーチ橋。現在は市道33号線に認定されている道路で、1921(大正10)年測図の地図には連路(=幅員1.8m以上で輜重車〔荷馬車〕が通行可能)として描かれており、大正時代には既に架けられていた可能性が高いと見る。琉球石灰岩の石材を用い、輪石は一重、壁石は布積みの練積み。

上流側はフェンスに囲まれて進入困難。複数の沢が集まる調整池のようなものがあるからだろう。

「マブ」は間・割れ目を意味し、「ンジャ」は崩落した場所を意味するらしい。豊見城の地形は琉球石灰岩の段丘外縁が後退していることが多いことを考えると、段丘崖の下の平坦地、或いは段丘縁が崩れて形成された凹地を指すと考えられる。まさに複数の沢が集まる場所そのものだ。

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