2026年4月19日訪問 [Google Maps] [地理院地図]
第4種仲里漁港-3.0m航路に架かる橋。
1996(平成08)年03月完成、橋長約33mの単径間PC中空床版橋。
仲里漁港-3.0m航路の建設により、泊地区(泊フィッシャリーナ)と真泊地区(仲里漁港の本港に相当し、漁協や給油施設等がある)の間を安全に往来できるようになった。この航路建設に際して、奥武島海中道路(久米島と奥武島を結ぶ道路で、1983(昭和58)年7月に完成)が改修され、新奥武橋がシールガチ橋と同じく1996(平成08)年03月に完成した。
大潮の日の満潮時には海中に完全に没していた。この風景だけを見ると???となるだろう。日本広しと言えど、潮汐で水没する橋はここと大浦の農道沈下橋ぐらいじゃないだろうか。
「シール」はキビナゴ等の小魚の群れ、「ガチ(カチの連濁)」は魚垣(石干見)、つまり干潮時に岩礁に取り残される小魚を捕る漁法を「シールガチ」と呼ぶらしい。航路建設により魚垣へのアクセス路が分断されることから、補償で架橋したと見られる。日本国内における商業ベースの石干見漁は既に廃れて、地域の伝統文化として保存活動や体験イベントが行われているに留まる。この地も同様に伝統の保存だろう。
冴えない空模様だったのでCopilotで加工してみた。こんな風景を撮りにもう一度久米島に行きたい。

