自民党に問い合わせた「 二輪車の高速道路料金是正について 」の回答をのんびり待っていたら、意外な分野で返ってきていた。
自動車税及び軽自動車税の制限税率を標準税率の1.5倍(現行1.2倍)に引き上げる。
ソース : 自民党 平成18年度税制改正大綱 59ページ
なんじゃー? こりゃ。すんげー高いガソリン税を払わせて、道路特定財源を一般財源化するだけでなく、さらにこんなことまで決めてたんかいな? 許せんなー。自動車税及び軽自動車税の課税権者は都道府県であり、都道府県が「ウチは家計が苦しいから税額上げまーす」と言うと、バイク関係の税額は次のようになる。(カッコ内は標準税額)
原付(50cc以下) :1,500円(1,000円) 原付(50超~90cc以下) :1,800円(1,200円) 原付(90超~125cc以下) :2,400円(1,600円) 軽自動車(二輪で125超~250cc以下):3,600円(2,400円) 二輪の小型自動車(250cc超) :6,000円(4,000円)
だからと言って、来年度から直ちに値上げになるわけでもないと思うが、注意が必要だ。それに、増税する以上はキチンと見返りをつけてもらわんと困る。例えば、
- 二輪車駐輪場の整備
(駐車場設置者は、四輪車の駐車台数の10%以上の二輪車駐輪スペースを設けること。二輪車の駐輪料金は四輪車の10%以下とする。) - 高速道路通行料金について、二輪車料金の設定
(二輪車の通行料金は軽自動車の半額または無料) - 二輪車ETCの早期整備
(2006年度中に全国の整備を完了する。) - 二輪車通行禁止規制の完全解除
(京都東山五条交差点をナントカせいっ!)
こうなりゃ、BMWに頼んでディーゼルエンジン搭載モデルの F を出してもらうかな。軽油で走れたら、少なくとも高いガソリン税+二重課税の消費税からは逃れられる。
おっと、それならヰセキか。ディーゼルエンジンの HP2 を日本で先行販売してるぐらいだもんな(笑)