現在使用中のヘルメット、SHOEIの SYNCROTEC は、購入後3年が過ぎ、内装の合成皮革パーツの一部にヒビ割れができるなど、そろそろ限界のようだ。ヘルメットの寿命は3年とも言われ(これはどうだか? メーカーの策略じゃないの? という気もするが)ているので、昨年暮れごろからぼちぼち次期ヘルメットを調べていた。
SYNCROTECは非常に使い勝手のよいヘルメットで重宝した。ジェット型の使いやすさを維持しつつ冬場でもアゴが冷えないのが最大のポイントだろう。しかしその反面、構造が複雑になっているので重さがつきまとう。5時間被っていると、首を少し捻るだけでバキバキと鳴る。チンガードを支えているビスが緩みがちで、昨夏のツーリングでは左側のビスを走行中に紛失してえらく苦労した。
ヘルメットを被っていても飲み物を飲める便利さは捨てがたく、また、重さに耐えかね、次期ヘルメットはジェット型にすることにした。一方、オフロード用ヘルメットを被る友人たちに言わせると、バイザーはたいそう便利らしい。そんなわけで、候補は次の4つに絞られた。
- Arai Hyper XG
- Arai SZ-M UPTOWN
- SHOEI J-Force SVP
- OGK TELEOS 2
昨日(4月3日)午後にネットで購入手続きして、今日到着。早っ。
早速かぶってみたところ、第一印象は 軽い!
SYNCROTECの重さが約1.6kg、Hyper XGは約1.1kg。数値以上の違いを感じるのである。今週末には高速走行する予定なので、バイザーの具合を確認してみたい。
「上手に見えるかな?」程度に考えて白を購入したが、家族は全員「郵便やさんみた~い」だとさ。せめて白バイと言ってほしい。実際、どこぞの県警に納品されているらしいし。
2005.04.10 追記
F650ML 関東ミーティング への行き帰りに高速に乗って色々確認してみた。
- バイザーの威力実感。太陽に向かって走るとき、殆どの時間帯は日除けの役目を果たしてくれる。
- 高速走行しても、正面を向いている限りあおられることはない。ただし、横風を受けたり横を向いたりすると、かなり大きな風圧を感じる。
- ジェット型なのであきらめていたのだが、!$~km/hを過ぎたあたりから風切音の大きさに耐えられない。
- SHOEIに比べると、後頭部がやや浅いと感じる。冬場は少し辛いかも? ネットウォーマーを着ることを考えないといけないかも知れない。