昨日投稿のとおり、今日午前10時から、二輪車ETC一般モニターの募集が始まった。
かずぼんさんコメント のとおり、関東の中でもごく一部の人が対象である。私自身は「ハイカは廃止。バイク用ETCはまだ。割引はETCだけ。」(9月30日のエントリー)で コメント したとおり、大阪でOKなら東京でOKと言えても、逆は真ではないのが気になるところである。
ともかく、全国で5,000名、初回の募集は1,000名程度という噂があったので、速やかに応募した。
開始直後は案の定「お祭り」状態。それも色々取り混ぜて。
■お祭り その1 ~サーバ証明が不完全~
「二輪車ETCモニターへの応募はこちら」をクリックして、いきなり右図のダイアログが表示された。テキトーなサーバ証明をインストールしたか、インストール手順を間違ったんだろう、と推測して「証明書の表示」をクリックする。
やはりサーバ証明が不完全らしい。NTT Comが認証局を運営しているみたいだが、信頼されたルート証明機関への階層が不明のようだ。何かのインストールに誤りがあるのだろう。いずれにしても、利用者をいたずらに不安にさせるだけのもの。先日も、センサスのネット経由のアンケートを非暗号化通信で行うというヘマをやっているのに。(10月21日付 高速道路利用者アンケート(交通センサス)アンケート調査に関するお詫び )
国家の情報保護施策はこれでいいのか?
■お祭り その2 ~SQLエラー~
予想した503エラーではなく、SQLのエラーメッセージが表示され、「コレ、バグっとるやん? 直るまでに1時間はかかるな。」と思って客先に外出した。2ちゃんねるによれば、15分ほどで解消していたらしい。
昼過ぎに会社に帰ってきて、再び応募。無事受け付けられたようだ。とりあえず、ヨカッタ。
その後、冷静に各ページを眺めてみると・・・車内への取付が困難な車種に装着するトップケースの写真が掲載されたページがある。バイクはGPZ600Rかしらん? ま、バイクは何でもよい。問題は、テールランプはドコ? ナンバープレートがミョーに上向いてません? このマフラーは社外品ですねぇ、車検通ってますか? 違法改造車はモニターとして認められないんですよね?、とツッコミ所満載なのである。
と、まぁ、お祭り大騒ぎの1日はこうやって過ぎてゆくのであった。
「11月中旬にはモニター実施のための警察協議に臨みたい。国交省をはじめとした関係会社との調整があるので、我々だけでは決定はできないが、年末年始には特定モニターを開始したい」(阪神高速道路株式会社業務部今村勉シニアマネージャー談)
ソース : レスポンス 11月1日記事
東京圏では、特定モニター開始(4月下旬)から一般モニター募集開始(11月1日)まで、実に6ヶ月以上かかっている。こんな愚を大阪圏でも繰り返すことのないよう、テキパキと進めてほしいものだ。首都高速と阪神高速は平成20年度(2008年度)に対距離料金制に移行したい( 首都高速のリリース 阪神高速のリリース )ようだが、その前提はETC通行である。バイクのETC通行可否が全く見えない状況で対距離料金制だけを言うのは、どう考えても片手落ちだろう。
対距離料金制については一家言ある。両高速道路会社の意見募集締め切りを踏まえ、アイデアをまとめておこう。