瑞浪市、中央道沿いの高台にある住宅地の中心部に位置するロータリー。
どんな由来でポルトガルワインの銘柄が冠されたのかよくわからないが、1970年に着工された計画戸数692戸の大規模住宅地である。
住宅地の中心部に円形交差点を設けることが当時の流行だったと思われ、その意味ではそれなりにセンスあるデベロッパーだったと言えるし、実際威厳があるシンボルだと感じるが、生活まで考えが及ばなかったのか開発当時は水道がなく、ボーリングするか沢の水を汲まなければならないという致命的欠陥(投機目的しか頭になかった)で、入居率はいまも1割に満たないとのこと。もちろん現在は水道敷設済みとのこと。
そんな寂しい街ではあるが、この円形交差点の中央島はそれなりに整備されているようで、雑草で覆い尽くされるようなひどい状況ではない。他の新興住宅地でも見かけることが多い「消防水利兼用型」だ。
ただ、進行方向が指定されているわけではなく、交通量も極めて少ないためか、見ている間に通過した2台はいずれもショートカットして右折していった。
| 路線 | 市道エスポラン1号線/市道エスポラン7号線/市道エスポラン16号線 |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県瑞浪市釜戸町 |
| 完成時期 | 1970(昭和45)年? |
| 実走行日 | 2014年09月14日 |
西側から眺める。中央島にある赤御影石の「高原都市 エスポラン瑞浪」の銘板が誇らしげだ。標識が示すとおり消防水利が配置されている。
南側から眺める。歪んでいるのは魚眼レンズという理由だけではない。このロータリー部分が急傾斜なのだ。
東側から眺める。家屋がないから交差点の見通しはよい。
ロータリー近くの造成済み宅地。コンクリートの風化が猛烈に進んでいる。

