2015年09月20日訪問 [Google Maps] [地理院地図]
高梁川水系成羽川の支流、島木川に架かる市道の旧橋。
1956(昭和31)年01月完成、橋長約20mの単径間上路式鋼鈑桁橋。
橋の下には砂防堰堤があり、東2.5kmに位置し昭和39年9月に完成した羽山水力発電所(JA晴れの国岡山[旧成羽町農業協同組合])の取水堰堤を兼ねる。
昭和30年3月に成羽町と中村が合併して新たに成羽町になったが、それに先立って行われた中村の村内調整において成羽町と合併する条件として羽根地区と羽山地区を連絡する天龍橋の永久橋への架け替えを約束したことによるもの。1981(昭和56)年すぐ横に現橋が架けられるまで25年間しか使われなかったが、この間の交通事情の急展開は誰も予測できなかったと言ってよいだろう。
左岸側はいわゆる「羽山の片洞門」の県道300号宇治下原線に接続する。東1kmには「穴小屋」と呼ばれる鍾乳洞をそのまま活用した羽山第二トンネルがある。
羽山の片洞門と羽山第二トンネルについては2025年11月出版の日本の仰天道路で詳しく紹介されているので機会あれば読んで欲しい。当ブログの筆者も他の記事を執筆した。
- 参考資料
- 岡山県市町村合併誌 市町村編(1960年4月/岡山県)
- 協同組合経営 研究月報 第349号(1982年10月/財団法人協同組合経営研究所)

