取手駅北土地区画整理事業の一環として、JR取手駅西口が再整備された。市が大々的に「ラウンドアバウト型を採用します」と広報していたので立ち寄ってみたが、
- 接続路から環道へ進入する車両の一時停止規制
- 環道内側に送迎車停車帯
- 環道内側から環道合流の際の一時停止規制なし
- 環道相当部にバス停
- 環道の乱横断を許す構造
という具合にラウンドアバウトの要素は皆無である。そもそも交差点ではないし、ごく普通の駅前ロータリーだ。
従前の取手駅西口ロータリーとの違いは、
- 環道合流前の一時停止規制に統一(従前は進入車優先と環道優先が混在していた)
- 車種ごとに待機車線を分離
ぐらいか。つまり車両導線を整理したということだ。
猿島台地終端部で駅前が斜面という制約がある中、既存ペデストリアンデッキを活用しつつ駅前広場に車両が滞留・輻輳することを抑制するという大いに工夫が詰まった構造だと思うが、広報の仕方に難があった。都市計画や発表検討の過程で、これラウンドアバウトじゃないよね、市民の誤認を招かない表現がいいよね、って誰も言わなかったのだろうか。
交差点情報整理
| 路線 | 駅前広場 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県取手市中央町 [Google Maps] [地理院地図] [Mapion] |
| 完成時期 | 2024年7月29日開通式/7月30日供用開始 | 実走行日 | 2026年02月01日 |
現調レポート
はなのき通り(国道6号から取手駅西口へ進入する道路)から駅方向を眺める。左側の建物がなくなったが、この風景は再整備前とほぼ同じだ。
ペデストリアンデッキ南西側階段から見下ろす。
ペデストリアンデッキ北西側階段から見下ろす。
