伊敷ニュータウン・ふたご座公園前ロータリー

九州自動車道・鹿児島北IC近く、伊敷地区土地区画整理事業(1983(昭和58)年事業計画、事業面積129ha、総事業費30億円、計画戸数2,300戸、事業期間は1986~1997年)で造成された住宅団地の一角、ノースリバーヒルズ内を通る市道にロータリーが設けられている。国土地理院空中写真によれば1992年時点で道路及びロータリーは既に完成しているが、分譲開始はおそらく1997年だ。

接続道路は北東側と北西側の2本だけであり、厳密にはロータリーとは呼べない。地図上では南西側道路が接続しているように見えるが、標高差があり歩道階段で接続しているのである。

環道はピンコロで舗装されているが、通行車両が圧倒的に少ないからであろう、完成から20年以上経過した今でも路面はギザギザだ。

伊敷ニュータウンには12星座それぞれの名を冠する公園がある。その中でもふたご座公園は最大面積の公園(18,008平方米、2番目はかに座公園の17,960平方米)で、中央入口にあたる部分がこのロータリーに面している。

ノースリバーヒルズは鹿児島市内でも有数の新興高級住宅地。ロータリー付近に立ち入ると、明らかに周囲の雰囲気が違う。バイクが通るような道じゃない。違和感をひしひしと感じて、早々に立ち去った。

カテゴリーロータリー
路線市道伊敷ニュ-タウン106号線/(市道伊敷ニュ-タウン105号線)
所在地鹿児島県鹿児島市伊敷台1丁目
実走行日2016-05-03
全景写真
北西側から眺める伊敷ニュータウン・ふたご座公園前ロータリー拡大する
北西側から眺める伊敷ニュータウン・ふたご座公園前ロータリー。ニュータウン内を貫通する基幹道路から分岐する道は中央分離帯付きだが、通行方向は指定されていない。
北東側から眺める伊敷ニュータウン・ふたご座公園前ロータリー拡大する
北東側から眺める伊敷ニュータウン・ふたご座公園前ロータリー。接続道路及びロータリーが市道伊敷ニュ-タウン106号線である。
市道伊敷ニュ-タウン105号線から眺める。階段で接続している。
沿道の住宅は、ニュータウン内の他のエリアとは明らかに雰囲気が違う。