入川渓谷ハイキング

ふとしたきっかけで知り合った某大学大学院農学なんちゃら研究科森林うんぬん研究室(聞いても覚えられるかっ)出身者と杯を酌み交わしていて、「林鉄って味があるやねー」なんて話になり、そして「ウチの演習林に残ってますよ」とピンポイントに萌える情報提供を受けた。

そりゃ一度は行かねばと思い、聞いた情報を元にググっているうちに、「山さ行がねが」にたどり着く。結局、道はすべて「山行が」につながっているのだ。完敗だよ・・・
で、たどり着いた山行がの記事は、雁坂トンネル南詰の奥にある西沢渓谷のさらに奥に残っている西沢森林軌道跡で、ザイル携行必須という難易度の高いコースらしい。まずはお気楽なハイキングを楽しもうと、あらためて検索し直して、甲武信ヶ岳をはさんで反対側に位置する入川渓谷ハイキングを計画してみた。

第一の関門が日程。11月9日にするか16日にするか、大いに迷った。
WNIや気象庁統計等、あちこちで得た情報を総合的に分析して、16日のほうが紅葉まっさかりの可能性が高いと判断したのだが。

11月16日10時30分に入川渓谷夕暮キャンプ場前に集合!って声をかけておきながら、首謀者の到着は11時とか。
毎度の遅刻でどうもすんません。。。

で、集合場所に行ってみたら。
おお、やっぱりみんな揃ってるね!
そして、このBaja、誰のだろう?どこかで見たことあるぞう?・・・って考える間もなく、つい1ヶ月ほど前にTwitterでフォローしたナノレカワさんのバイクということに気付く。
そういや、紅葉の頃に行こうと思ってるってツイートされてたな・・・

駐車スペースのゲートから400mほどで現れる、レール転用の柵。いきなりテンション↑↑

秋。林道と軌道跡の分岐点で。

軌道跡のハイライトがココ。
木材を満載した列車と空車回送トロッコが交換したであろう待避線跡ですな。

セミ片洞門を抜けて・・・

岩清水って、見ていて飽きない。和む。

橋台と片洞門の関係がよくわからない。どちらが先にできたんだろう?それとも、複線区間だったのかな?

駐車スペースから4kmで荒川起点に到着。おひるごはん。

ここからさらに林鉄跡を歩くなら、沢を渡って(と言っても飛び越えられる程度の岩を越えていくだけ)直進方向。十文字峠~甲武信ヶ岳へ向かうなら、荒川起点の碑から右へ延びる登山道を進む。

すっかり冬の様相の入川渓谷に、辛うじて残っていた鮮やかな紅葉。ベストタイミングは、西沢渓谷の1週間後、中津川渓谷の1週間前ってところか。

おまけ入川林道と国道140号の分岐点近くに、国道140号の旧道(巷では国道140号ウエと呼ばれている。東名道や名神道の「右ルート」「左ルート」の一般道バージョンと考えればよい。)とバイパスの分岐点がある。この分岐点にある四阿も国道だと主張しているのか。結構謎な物件だ。

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走行距離 : 301.6km
給油総量 : 10.74L
平均燃費 : 28.08km/L


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