スマートプレート

遅々として進まない(ように見える)バイク用ETCの話題もさることながら、国土交通省が進めるもう一つのプロジェクト「スマートプレート」について、気になる点がいくつかあるので、書き留めることにする。
スマートプレートとは、国土交通省自動車交通局が推進する、ナンバープレートや車種等の情報を格納したICチップをナンバープレートに装着し、駐車場やフェリーターミナル等の課金システムなどと通信できるシステムである。ETCは国土交通省道路局が推進するもので、課あって省なし、とか局益あって国益なし、と呼ばれる典型的な国家プロジェクトである。(というのは言い過ぎか?)
2000年から実験が始まっているが、問題はてんこもりのようで、それがために実用化の目処が立たないらしい。例えば

  • 寒冷地実験では見事にナンバープレートに着氷して、認識率が極端に下がったそうな。「積雪地では使えません」じゃ話になりません。
  • スマートプレートのモニター機2003年に東京で一般モニターを募ってスマートプレート実証実験が行われたが、そのモニター機(左の写真)の巨大さ。バイクでやろうとしたら、巨大なETC車載器と巨大なスマートプレート車載器。まるで国土交通省の荷物を運んでるようなモンになりそうだ。ちなみにこの実証実験、わずか2ヶ月で終了したらしい。ちゃんとデータは取れたんだろうか?
  • 電波は車両の前方から車両に向けて射出されるため、車載アンテナは前のナンバープレートに装着する必要がある。バイクは前にナンバープレートないけど? というわけで、スマートプレートでもバイクは意図的に後回しにされている。
  • スマートプレートシステムの運用維持には年間ン百億円かかるらしい。おぉ、これぞ第二のETC、ビッグな権益。見る人が見れば金の成る木に見えるんだろうな。個人負担もあって、ナンバープレート交付料に1,000円程度上乗せらしい。

都内某所ではワーキンググループが開かれているスマートプレートのワーキンググループが都内某所で未だに開かれており、アキラメてはいないようだ。
自衛隊や外交官ナンバーを除き、殆どの自動車にナンバープレート装着を義務付けることは可能である。住基ネットと接続すればカナリな国民管理システムが構築できるわけだが、そうなるまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。少し、安心。


2 Comments

  1. rasさん
    ご挨拶送れました「あけおめ・ことよろ」ですm(_ _)m
    BMW BIKES最新号読みましたよ(笑)
    今号も大活躍ですね(爆)。
    スマートプレートですか…ETCの更に奥のハナシになってしまいますね。
    色々と協議する時間、設置コストを考えると、
    一個人の意見としては、二輪はどの道路も無料にするのが一番だと思ってしまいます。
    さて、次回のヒミツにも是非ご参加くださいね。
    では、また。

  2. D@BBさん、こんにちは。
    送れました・・・? ・・・ !!
    そうだ、年賀状メールいただいたのに返事してませんねー、失礼しました(^^ゞ
    あらためて、今年もよろしくお願いします。
    二輪車の通行料は無料、まさにそのとおりだと思います。
    無視できないぐらいの通行量になるまでの時限措置ということでも歓迎ですね。そのぐらいバイクが増えてきたらマーケットが広がるってことで、バイク本体価格・周辺装置・メンテナンス費用などが安くなり、バイクに乗ることに伴う総コストが低くなるでしょうから。
    次回のヒミツ集会、もちろん行きますよ。例年、Fのオーナーが30人以上集まって「異様な盛り上がりになってる」「記念撮影でなんで『シェー』をするのか?」(N編集長said)らしいのでよろしく。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA