Hepco & Becker サイドケース

F650CSの積載性の悪さは、最初からわかっていたこと。(詳しくは 2002年5月19日のレポート を参照)
日帰りや夏の1泊ツーリングならなんとかなったが、寒くなってくると、いろいろ持ち物が増える。増えるとキャリア等に括り付けるのに時間がかかる。振り分けバッグは給油口やウィンカーに干渉する。9月下旬、こりゃぁどうにもならんな、と判断して、物色しだした。ケース選定の基準は2つ。

  • 高速走行しても安定すること。
  • 車体幅が広くなりすぎないこと。
F650CSのキャリアはどう見てももろい。そのままトップケースを付けるとキャリアが折れそうなので、取り替える必要がある。
でも、経験者やディーラーの意見を聞きながら考えてゆくと、トップケースはシートレールに過大なモーメントが加わって折れる恐れがありそうだってことで、ほぼ除外。
同じ重量であっても、支点と力点の距離を短くすれば、モーメントは減少するので、ピリオンステップ部に荷重を分散できるサイドケースを取り付けることを考えることにした。
でも、車体幅が広くならないサイドケースって、ない。(そりゃそうだ。)私が候補に挙げたのは、
  • BMW純正(R100/K100)シティケース(ケース幅=15cm, 片側容量=17L)
  • Hepco & Becker Alu Standard(ケース幅=24cm, 片側容量=37L)
  • Hepco & Becker Strayker(ケース幅=17cm, 片側容量=23L)
  • GIVI MONOKEY E21(ケース幅=20cm, 片側容量=21L)
で、デザイン面(見た目)を重視して、Hepco & Becker の Strayker(黒)を ユーロネット・ダイレクト で購入することにした。
F650CSのサイドケースホルダーを確認したところ、黒(品番=650.633.0001)とクロム(品番=650.633.0002)があるらしいことが判明。 FunduroにH&Bを付けているF650MLメンバーのアドバイスで、傷がついてもタッチアップ可能な黒にすることに。
大きな荷物が到着所定の銀行口座に代金振込み後、約2週間で到着。ちょうど月末にさしかかり仕事が忙しくなって深夜帰宅が続いたのと、説明書がドイツ語なので何をどうすりゃいいのかまるでわからんので、取り付け作業ができないまま日が過ぎてしまった。とりあえず、必要になりそうだと感じていた、ウィンカー移設用電源ケーブルとこれをカバーするモールだけを買っておいた。
11月1日(金)、いよいよ翌日は 北関東おフロ会 の前泊キャンプ。サイドケースデビューにはもってこいのイベントなので、夜9時半頃から異常なほどの冷え込みの中、ヘッドランプを額に慌てて取り付け。
事前に説明書を和訳しておいたけれど、やはりわからんものはワカランね。約2時間で取り付けられたが、余ったパーツがいっぱい。なんでやねん。(後日、ゆっくり比べてみたところ、取り替えるべきボルトをそのまま使用していたり、別のサイドケース取り付けの際に使用するものと判明。)
加えて、黒のサイドケースホルダーを注文したはずが、送られてきたものはシルバー。まぁ、グラブバーと色合いが同じだし、クロムメッキではない焼付け塗装なので傷がついてもタッチアップ可能なので、ヨシとするか。
そんなこんなで装着した姿はコチラ。
サイドケース装着
“Strayker” は今年発売されたばかりのケース。材質はプラスチックだが、表面加工で革の風合いを出しているので、見方によってはアメリカンな感じもする。


インプレッション

サイドケース装着つけて、走って、コケて(もう!?)、感じたことは・・・
  • 高速走行は全く問題なし。
  • 目立つこと、このうえなし。既にbeemer 3人から「コレ、ヘプコなの?どこで買ったの?」と聞かれた。
  • H&Bのウェブサイトではケース幅が17cmと紹介されていたが、実測値は19.5cm。ケース横のバックルの厚みが2.5cmあるのだ。
  • ケースの装着後の幅はハンドル幅と同じ84cm。従い、すり抜けも多分大丈夫。でも怖いから「ヤバい」と思ったときはやらないことにしている。 ケース横に金属バックルがついているから、接触すると相手の車体にキズがつくはず。
  • ケース内を満タンにしてしまうとホルダーに装着できない。ケース内部のほぼ中央にロック機構があり、これを回転させてサイドケースホルダーに固定するため。これがカナリ邪魔。
    サイドケースホルダー
  • 装着状態でケースのふたを開けると、ウィンカーに干渉してしまい、完全には開かない。(上の写真右の矢印の先)
  • ウィンカーはケースの後端よりも前部に位置するので、安全性に多少問題あり。
  • ウィンカー位置変更に備えて電源ケーブルを準備しておいたのは正解だった。付属品のケーブルは15cmしかなく、位置を変更するとピンピンに張ってしまうので、跳ねた石が当たったりすると断線の恐れあり。今のところ、モールでカバーしているが、もう少しカッコ良くしたい。方法を検討中。
  • サイドケースに共通して言えることだが、ケース満載状態でコケると重すぎて車体を起こせない。


誤訳だらけ&超訳の取り付け説明書

参考までに、私が和訳した取り付け説明書をアップしておく。不具合があっても、自身で解決してくんなまし。
** (A)~(E)の順番に作業してゆくとうまく取り付けられるようだ。

サイドケースホルダー BMW F650CS 品番:650.633.0009 シルバー

パーツリスト
1 サイドケースホルダー(左)6 ナイロンナット(ゆるみ止めナット) M6
1 サイドケースホルダー(右)2 ナイロンナット(ゆるみ止めナット) M8
1 ケースホルダー間補強の支柱2 Uディスク(座金)φ5.4
2 キャップスクリュー M8 x L558 Uディスク(座金)φ6.4
4 キャップスクリュー M6 x L704 Uディスク(座金)φ8.4
2 キャップスクリュー M6 x L182 スペーサー φ12 x φ8 x 20mm
2 キャップスクリュー M5 x L252 スペーサー φ12 x φ8 x 25mm
4 トラスボルト M6 x L164 ウィンカー延長ケーブル 15cm
2 六角ナット M88 圧着端子

【参考写真】
ナイロンナットキャップスクリュートラスボルト六角ナット

留意事項
  • トルクスドライバー T30 は組み立てのために必要である。
  • 後部ウィンカーは分解しておく。

前部下のフィッティング (a)
ビリオンステップのスロットピンは分解する。これに代えてキャップスクリュー M8 x L55 は六角ナット M8 のボルトからと始まる。
通された部品で(前部管の支柱)の荷物のキャリアのラグナットはボルトで固定される。このためにUディスク(座金)及びナイロンナット(ゆるみ止めナット) M8 を使用する。

前部の付属品の上 (B)
Uディスク(座金)とともにキャップスクリュー M6 x L70 に下の前部フェンダーのスペーサー φ12 x φ8 x 25mm を加える。オリジナルのボルトは無効である。

背部の付属品の上 (C)
保持器の後部ねじ込み式接続方式。オリジナルねじは無効である。スペーサーとして φ12 x φ8 x 20mm を間に入れる。ねじ込み式接続方式のためのUディスク(座金)とともにキャップスクリュー M6 x L70 を使用しなさい。

推定の支柱の付属品 (D)
これはUディスク(座金)とともにキャップスクリュー M5 x L25 を備えた番号記号とともにボルトで固定される。荷物のキャリアでキャップスクリューのUディスク(座金) M6 x L18 を備えたねじ込み式接続方式はナイロンナット(ゆるみ止めナット)ではさむ。

ウィンカーの付属品 (E)
それらはオリジナルねじ及びナットのウィンカーの掛け金へ(荷物のキャリアの上部の後部範囲の内で) ねじで締める。提供されたケーブル及び圧着端子で電線を延長する。

同様に提供されたトラスボルト M6 x 16 、Uディスク6,4mm 及びナイロンナット(ゆるみ止めナット) M6 は荷物ロックアダプターの付属品のために意図されている。


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