シーズンオフ突入キャンプ

日本の夏は、バイクのオフシーズンなのだ
と認識したのは昨年7月17日。

なのだが。
性懲りもなく、キャンプに出かけてしまった。

今回は、M氏がG650GSを手に入れたので、その慣らしツーリングという名目である。

直前までは山形方面にしようと盛り上がっていたのだが、私自身がちょっとしたはずみで足をケガしてしまい、当日まで参加できるかどうか怪しくなってしまった。加えて、7/14(土)は全国的に雨。結局、7/15~16に平湯で設営することに決定した。


当日目覚めてみれば、足の具合はなんとか大丈夫。
のんびり準備して06:20に出発する。
出発して最初の休憩のため談合坂に入ったところ、M氏発見。
G650GSのことを少し話した後、大月から下道を行くM氏と別れる。

その後も中央道を西進するが、妙に流れが悪くて気持ちよくない。これなら下道のほうがよかろう、ということで勝沼からR20へ。
すると再びM氏に遭遇。しばらく一緒に走るが、あまりの気持ちよさに数分間フリーダムに走ったところ、慣らしで4000回転縛りのあるM氏を放ってしまうことに。ま、目的地は同じだし。

と思っていたら、今度は甲府市内でH氏に遭遇した。一緒に走って、長坂のローソンで休憩する。
数分遅れてM氏到着。
残るメンバーはN氏だが、とっくに先を走っていることだろう。

と思っていたら。
独特の単気筒音が近づいてくる。
案の定、N氏。
あろうことか、キャンプメンバー全員が長坂に集合している。それもSAPAではなく、裏道のコンビニ前。
ここで再び別れ、それぞれの経由地を目指す。

私は、以前から気になっていた中央東線廃線跡を訪ねる。
そこには

富士急3100形が保存されている。ここからさらに奥へ入ると、中央東線の廃トンネルである「池生トンネル」がある。

ここまで来たらセットで訪問するのが旧立場川橋梁。

もっとも、今回は廃線跡を訪ねるのがメインテーマではないので、現地のおよその位置関係を把握するだけに留め、先へ向かう。
このあたりから猛烈に暑くなって、ヘロヘロになってきたので涼を取ることを兼ねてモンベル諏訪店へ立ち寄る。
が、あまり元気が出ない。物欲も湧かない。

諏訪湖西岸を抜け、塩尻峠を越えて道の駅・小坂田公園でトイレ休憩の後、サラダ街道へ向かうが、どうにも力が入らない。買い出し予定の山形村のイオンまであと少しなのだが、頭痛が激しく腹の調子も悪くて道の駅・今井で30分ほど横になる。

少し回復したので、給油と買い出しを済ませてR158へ。

ところが、ずみの窪隧道と大白川一号隧道の間、あと少しで奈川渡ダムの地点で渋滞にハマる。
10分経ってもピタリと停止したまま動かない。まるで乗鞍ラストランのときのようだ。
ようやく入山隧道まで到達するが、ほんの600m進むのに40分など、尋常ではない。

もっともそのおかげで、普段は走り抜けてしまう入山隧道前の直角カーブで、トンネル内分岐を示す青看を撮影することができたのだが。

その後も遅々として進まず、しびれを切らしてトンネル内分岐を左へ。
このときリアタイヤが突然スライド。路面に切られたグルーブか何かに捕まったのだろうが、車体があらぬ方向へ滑る。
もうアカン、コケる。と腹をくくったが、なんとか体勢を立てなおして脱出。
路面状態がよく見えないのは本当に怖いな。

入山トンネルの奈川渡ダム側ポータル。白看が健在なんだな。
左側にある東京電力梓川テプコ館は閉鎖されていた。

奈川渡ダム全景。日本第3位のアーチ式ダムだけに壮観である。

奈川渡ダムで何枚か撮影した後、R158に合流すると・・・入山トンネルに入る前に2台前にいた車が後ろにいた。こりゃどうにもならんな。

結局、乗鞍方面への県道84号分岐・前川渡交差点までの5.2km区間通過に1時間30分を要したという事態。徒歩より遅い時速3.47kmである。前川渡交差点のすぐ北側にある木賊隧道内路面工事による片側交互通行が原因だったようだ。対向車線の渋滞は1.5kmほどだったので、交通整理が事態を理解していなかったということだろう。この間、いつ動き出すかわからない車列のためヘルメットもジャケットも脱ぐことができず、水分補給に失敗。熱中症のできあがりであった。

沢渡からは快適に走行でき、ETC割引で300円の安房峠トンネルを抜けて平湯キャンプ場に到着。
が。
バイク置き場からサイトまで微妙に距離がある。暑さにやられた身体には堪える。

誰かのテントに潜り込んで少し休ませてもらおうと思ったのに、まだ誰も到着していないみたいだし。
這々の体で設営していたら雨。昼間ならよかったのに、タイミングが悪いわっ。

なんとか張り終えた頃にみんな到着。
M氏から頭痛薬をもらって、風呂へ行くみんなを見送って午睡じゃ。
1時間半ほど寝たら、起き上がれる程度に回復した。

他のメンバーは20:30頃に風呂から帰ってきて、遅めの夕食。

翌朝は晴れたり曇ったりの天気だが、下界は猛暑日になるとの知らせ。
気合を入れて水分を補給して、10時にキャンプ場を出発する。

一旦高山方面へ下り、美女街道の飛騨ふるさとトンネルを経由して野麦峠へ。
さすが標高1672m、気温20.5℃が気持ちいい。

場所 : 日本、岐阜県高山市 付近 ( 北緯36度3分7.803秒 東経137度36分19.149秒  標高 : 1724.199m )
撮影日時 : 2012年07月16日 12時24分22秒  機材 : ISW13HT

野麦峠の水準点。どうやら国内第二位の標高地にある水準点らしい。

ここから薮原を経由して伊那へ。

杖突峠を越えて、往路と同じく七里岩ラインを快走して韮崎へ。
中央道はいつもの小仏フェスティバル絶賛開催中、初狩PAで不思議な笠雲がかかった富士山を眺めつつ準備を整えてフェスティバルに参加する。実に35km。

場所 : 日本、山梨県大月市 付近 ( 北緯35度36分0.214秒 東経138度53分2.736秒  標高 : 513m )
撮影日時 : 2012年07月16日 18時42分56秒  機材 : ISW13HT

高井戸通過は21時。この時間なら首都高と下道は10分も変わらないので、下道を選択して22時過ぎに帰着。
帰路は中央道の渋滞があったものの、平湯から韮崎までほぼ全区間を快走できたのでヨシとする。
それにつけても、日本の夏は、バイクのオフシーズンなのだということを再認識しておく。オフシーズンに乗るからには、相応の準備が必要だ。(←結局乗るのか?笑)


走行距離 : 678.7km
走行時間 : 12時間43分
給油総量 : 24.98L
平均燃費 : 27.17km/L