GPS / 地図装備

バイクで使うカーナビ(ハードウェア編)

長年使ってきたGarminハンドヘルドGPSレシーバーが壊れた。

と、予兆を踏まえて検討していたので、あまり困惑せずに「スマホ+Android Auto/Apple Carplay対応のディスプレイオーディオ」に移行することにした。

2025年3月時点で電波法をクリアしている製品は2機種ぐらいしかなく、モニター本体にGPSを搭載しているのはChigee AIO-5 Playしかなかった。購入前にChigeeサポートセンターにトラックログダウンロードの可否を問い合わせたところ、記録していないとのこと。ホンマかいね?私の英語が通じなかったんかな?と訝しがりつつ、隠し機能であるんじゃないの?と試しに買ってみることにした。

その後、雨後の筍の如く多くのメーカーが電波法対応バイク用ディスプレイオーディオを発表した。2025年10月時点では以下の選択肢がある。

結局この中からTANAX AIO-5 Playをアクティブ系に、Custom Japan SRD5 Slimをスタンバイ系に設定した。MD47とJA45で使うので、バイクの外装を剥がすのは面倒だしUSB給電できるほうが何かと都合が良いのが決め手かな。

TANAX(Chigee OEM) AIO-5 Play
Custom Japan SRD5 Slim


で、肝心の「AIO-5 Playモニター本体でトラックログを記録できないか?」はやはり無理っぽい。電源問題を気にしなければ空気圧センサー標準装備のKDR-D12がいいんじゃないの?

AIO-5 Playを7月・10月のツーリングで、SRD5 Slimを11月のツーリングで使用した印象を記録しておく。

  • 夏は使えない。晴天下では気温32度以上でほぼ確実にブラックアウトが発生、気温23度でも発生することがある。外してトップケースに放り込んで自然冷却すれば1時間ほどで復活する(これがスタンバイ機導入の動機だ)。手作りフードを付けるか、ヒートシンクを増設してみるか思案中。
  • スマホと接続するWi-Fiは2.4GHzよりも5GHzのほうが安定するが、5GHzはW56DFSモードなので1分間の待機時間が発生する。車両のキーをONにしてモニター電源を投入してからジャケットの前を閉じてヘルメットを被ってグローブを履いて、それでも待つ。まあ、ナビ画面が表示される前に走り出しても何ら支障はないけれど。
  • SRD5 Slimは動きがもっさり。フリーズした?と思うことがよくある。価格相応ではある。
自動車ではW52(5.2GHz帯)を使用できるがバイクは不可。(参考:総務省電波利用ポータル > 小電力データ通信システム(無線LAN等)の「主な技術基準の比較表」注4)これがちょっと理不尽なんだよね。オープンカーやトゥクトゥク、さらには水色ナンバー(ミニカー)でW52を使うのはグレーだけどクロではない。バイクとどこが違うねん?って話。

AIO-5 Play / SRD5 Slim いずれも本体電源の取り付け部がウィークポイントの気がする。疲労断線に注意しなければ。と思ったら、AIO-5 PlayのUSBケーブルが断線した。(TANAXサービス部のサポートが迅速に問題を切り分けてくれて助かった)
いずれにしてもケーブルはかなり鬼門だ。どのメーカーも本体にUSBケーブルを挿す方式を採用していないのはなぜだろうか。Garminハンドヘルド機で発生したように、バイクの振動でUSBポートの接点摩耗が急速に進行するからかも知れない。

SRD5 SlimはUSB Type-Cの給電に対応しているが12V入力だ。PD対応(1.0以降で可)の給電ポートを車体側に用意する必要がある。防水対策が甘いので、車載でここから給電することは考えないほうがよさそう。

JA45にAIO-5 Playを取り付けた状態。AIO-5 Playの輝度は1000ニト、SRD5 Slimは800ニトだが、どちらも十分に判読できる。


ディスプレイオーディオ(スマートモニター)は所詮モニターでしかない。カーナビとしての機能はスマホアプリが左右するので、ソフトウェア編に記録。

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