北海道ツーリング2013 Day6

8月9日(金)
5時に目は覚めたものの、どうにも気合が入らぬ。
全ては天気のせいだ。
ついに雨。ほぼ1日を通してダメダメ天気っぽい。
こういう日はキャンプ場でグダグダするに限るのだが、翌日は乗船する身であり、性格的に十勝に留まることができない。それに、西から回復してくるらしいが、標茶は夜から未明にかけて雨だと。濡れたテントを撤収するのは憂鬱だし。
まあ、初日にぶっちぎった石狩川河口渡船の対岸に行ってみたいという気持ちもある。

のろのろと撤収準備を始めつつ、センターハウスの展望台に上がっていないことを思い出して行ってみたが、この天気じゃねえ。

「メロン食わせろ」というたっての願いを聞き入れてくれたN氏・Sa氏・WR氏のおかげで、豪勢な朝メロン。
朝食を摂りながら、昼食の話題になる。数日前から、この日の昼食は帯広なんだろうなあ、と漠然と考えていた。今回はまだ食べてないジンギスカンにするかのう?と思っていたら、N氏やSa氏に、昨年行った「豚丼いっぴん」の場所を聞かれる。
ハイ、昼食決定。
もはや、思考能力限りなくゼロ。

帯広で昼食なら、そんなに急がなくてもいいしなあ、とユルユル撤収。
それにしても、この虹別オートキャンプ場は鮮やかな緑がいいねえ。

とりあえず雨は降っていないが、霧が出ているのでカッパを着て、やっとこさ9時に出発。

弟子屈を過ぎて弱い雨に変わる。流れの悪い国道を淡々と西へ。阿寒湖を過ぎて国道241号に入ってようやく快適なスピードになる。

そして足寄で休憩。以前よりまして千春の露出が増えたなあ。
旧足寄駅舎が観光案内所みたいな施設として復元されていて、その前には現役の丸型庇付ポストが。横にあった解説板には、昭和9年から昭和13年の間に旧足寄村役場前に置かれていたものを移設したとのこと。
本家伴久の前にあったのもこれだったっけ。結構な数が残っているのかねえ?
また、その観光案内所の一角では足型を取ってくれるという。足寄だけに。って意味がわからんし、雨が降ってるのでスルッとパス。

音更あたりで雨は止んだが、いつ降り出してもおかしくない空模様だ。

西帯広の豚丼いっぴんに到着。
ここは地元客のほうが多い印象だ。制服や作業服の人もぞろぞろ来る。
肉の量やご飯の量を組み合わせて注文できるのだが、ちょっとだけややこしい。メニューをじっくり見て注文するべし。

食後、ふたたびカッパを着て、上富へ向かうN氏・池田城へ向かうSa氏とはここで別れて札幌方面へ向かう。
また降られるのは確実なので、道東道に乗っちまうことを決意する。
北海道で初めての高速♪(均一区間を除く)

長い占冠トンネルを抜けたら雨が止んでいる。
鬱陶しい思いをせずに済んで、高速万歳。

由仁でWR氏と別れ、栗山へ。
3年ほど前から気になっていた水利物件を見たかった。
それがコレ。
円筒分水工だ。正式名称を北学田第1支線分水工という。
水路は暗渠化されているが一方向のみ。うーん。本来の円筒分水工の使い方じゃないよな。

こんなふうに、底からボコボコと音を立てて湧いている。はて、どこから来た水なのかしらん??

ここから再び淡々と農道を北進する。廃隧道、旧国鉄栗山トンネルは草に埋もれて存在さえ確認できない。
北村ふれあい公園到着は17:30。


Day6の走行距離 : 377.6km