北海道ツーリング2013 Day5

8月8日(木)
05:20に目覚める。いかにも道東らしい天気、霧ですがな。
今日行きたい場所は、2月の振り返りをしに塘路と厚岸。そして昨年の再チャレンジで清里。えらく離れてるのが難点・・・

キャンプ場を出発して、適当に別海の町道東一号を西進する。やがてこの写真の場所で基線(道道951号)にぶつかるのだが。
泉川駅って標津線なので、この標識は1989年以前に設けられて、その後見直されていないということになる。この標識を見た徒歩ダーが「お。駅があるのか。歩くのにちょっと疲れたし、汽車に乗るべ。」と思ったらどうするんだろう?まあ、そのまま泉川に入植してくれ、ってことか。

サルルン展望台に来てみたけれど、夏はいまイチですな。ここは冬の朝に限るわ。

塘路駅前から道道221号へ。
途中、阿歴内小中学校の横を通過するのだが、学校設備の充実度に目を見張り、思わずその場でウェブサイトにアクセスして在籍生徒数を確認してしまった。その数、小中合わせて39人。実にうらやましい小中一貫校。(だと部外者は感じるのだ)

どんだけ走っても、まだ標茶町。
ええ加減に飽きた頃に、ようやく厚岸町に突入。でも景色は変わらない。

すると突然におしゃれな看板出現。
吸い込まれるように左折すると、農家の横に不思議な感じの店が。
花季香ってアイスクリーム屋さん。
そのときの気温22℃。アイスクリームはいらないやー、と思いつつも、店の人に声をかけてしまったので引くに引けず、ソフトクリームだけをいただきましたとさ。

花季香を出発して15分程度走ってから、「そういや、このへんにフォトグラファーがやってる喫茶店があるんだっけ?」と思い出す。
場所を詳しく確認してみたら。
花季香の隣ですがな _| ̄|○
今さら戻る気になれず、来年の課題になりましたとさ。

前日夜に牡蠣を食べたけど、厚岸漁協でおやつに牡蠣をたべる。
うーむ。昼間に食べる牡蠣は感動が少ないぞお。

厚岸水鳥観察館の裏手で写真を撮る。
被写体が何なのか、さっぱりわからんよな・・・
線形改良前(つまり、1967年頃以前)の国道44号の路盤なのだ。
それでも、「え?どこが?」だよな・・・

ひとつ上の写真から30mほど西側、大別川に微かに残る橋台。古い橋も「大別橋」だったのだろうか。

半年前、この上で、寒さに震えながら列車を待ったんだよなあ。
できれば登りたかったけど、工事現場を突破していくわけにはいかんよなあ。

国道44号、糸魚沢駅の西600m付近にある、鹿向け歩道橋。道東で割とよく見かけるけど、どこにあったか思い出せない物件である。

適当に左折右折を繰り返して、昨年も来た店で昼食。

根北峠を越えて、越川温泉ひとりじめ。
だがアツい!!
前日、ブヨに噛まれた部位だけ湯につけて、痒み成分を飛ばす。まさに湯治だ。

越川温泉のすぐそばにある越川橋梁を詣でておく。
ここに来るまでは、幾品川に下りて写真を撮ろうと思っていたが、現場を見て諦めた。草が茂りすぎ。
ここでようやく、自らが廃墟の初心者だということを認識した。

江鳶山近く、清里町の町道29号道路にて。
この道、舗装化工事が徐々に進んでいるのだが、斜里岳に向かって伸びるダートが心地よい。

清里峠を越えて、虹別へ帰る。
この日のツーリングルートは、どこもちょっと物足りない風景ばかりだった。


Day5の走行距離 : 341.7km