auのGPSケータイ "A5304T"って、バイクでも車でも徒歩でも電車でも結構使えるんだけど、特にバイクに乗ってる場合は停車しているときに限られるんだな。所詮、携帯電話なのだ。渋滞地図はたいへん役立っているのだが、やはり、どの道をどう走ったのか後で見てみたいし、ケータイ圏外で自位置を見失ったとき(←そんなことないか?フツーは。)に役立つだろうし、ってワケで、GARMIN の Geko 201 (英語版) ていうハンディGPSを RIGHT STUFF というお店で買った。
注文から品物到着まで19時間という、銀行振込型通販にしては驚異的に素早い対応であった。
- GARMIN Geko 201とは?
- この機種の詳細情報は 他のサイト できっちり紹介されているので、ここでは簡単に。
一言で言えば、eTrexの廉価版ハンディGPS
【長所】- 記録ポイント数が10,000
- 重さ88g(アルカリ乾電池を含む)
- PC接続ケーブルを付けても20,000円でお釣りがあるお値段
【短所】- 地図がない
- 画面が小さく2階調表示
- 電池は単4なので持ちが悪い
【その他】- Geko 201 には日本語版もあるが、半角カナ表示が可能になるだけで漢字は使えない。文字数も6桁まで。
- 取付器具として有名なRAMマウントのGeko対応品はまだ出ていないみたい。
- 英語版は、当然のことながら英語でしか表示しない。(略語が使われてるので結構悩む。)
- 記録ポイント数が10,000
- Gekoって、小さい !!!
- そもそも「重さ88g」ってのは、カッパ色のケータイ(A5304T=110g)より軽いがな。もっとも、液晶サイズが、ケータイは2.3"、Gekoは1.7"と、だいぶ違うけど。
で、どのぐらい小さいかっていうのが右の写真。早い話、ケータイと同じ大きさですワ。
あまりの驚きにサイズ比較。比較項目 縦 横 厚 重量 電池寿命 Geko 201 99 48 24 88g 12h(セーブモード) au A5304T 98 49 24 110g 200h(連続待受)
電池寿命の短さが際立つが、まぁ、これは已むを得んだろう。単4電池ってどこでも手に入るから、むしろこの方が助かるし。 - Scarverに取り付け
- Gekoには外部アンテナをつけられないので、空がよく見通せる位置にGeko本体を水平に取り付ける必要がある。それも単気筒特有の振動に耐えられるように。アレコレ考えるまでもなく、GARMIN純正ブラケットを一緒に購入した。
取り付けは至って簡単。ホーンやウィンカーのケーブルがハンドルにタイラップで縛り付けてあるので、これを切り、ブラケットを取り付け、あらためてホーンやウィンカーのケーブルをタイラップで縛り付ける。所要時間10分。
必要な工具はプラスドライバーとカッターナイフだけ。(タイラップが1本必要だが、これは100円ショップで売ってるもので十分。) - 記録されていたデータ
品物が到着、開梱して動作確認していると、なにやら不思議なトラックデータが入っていることがわかった。
どうやら、工場出荷時の検査と販売店出荷時のチェックの際に記録されたデータらしい。微笑ましいというか、なんとなく好印象。
以下は、工場出荷時検査と思われるデータ。ちゃんと台湾だぜェ。
緯度 経度 標高 日時 備考 25-03-28.14N 121-38-30.14E 64.5m 01:16:07 2003/05/07 GARMIN TAIWAN ?
さぁ、正月休み(休めるのか?)はGekoを持ってどこへ行こうか。Scarverに載せてトラックログを取るのもよし、スノーシューイングするのもよし・・・
電池の持ち具合や英語版の使い勝手は次回レポートにて。