最近、タバコの自動販売機に目立つ「2008年から成人識別が始まります」のステッカー。
taspoっていう非接触式ICカードをかざさないと、タバコを自動販売機で買えなくなるらしい。ICカードならSuicaやPASMOの如く自動引き落としができるでしょ、ってことで電子マネー機能も搭載されるらしい。その名も「ピデル」。
・・・taspoもピデルも何かにひっかけた名前だと思うけれど、調べてもよくわからん。なんのこっちゃ? ただし、taspoの実証実験をやっている種子島(なんで種子島やねん?ロックンロール・ショー!)では、「ピデル」ではなく「たねィ」という電子マネーだって。
で、うっとうしいことに、このtaspoの非接触式ICカード。FeLiCaチップではないらしい。(誰だ、ソレ旨いのか、と聞くのは?)
つまり、今のオサイフケータイでは対応できないということ。互換性を確保しないのは、どっかの天下り先を確保するためなのか?
よくよく調べてゆくうちにさらにわかったこと。
このシステム、NTTデータが元請で、開発導入コストが800億円、ランニングコストが年100億円、全国60万台以上の端末だってさ。発行申請時の免許証コピーのイメージデータも個人情報として保管するらしい。
コレすげー。今の日本で流通してる電子マネーのどれよりもデカい規模?というか、住基ネットより使えるデータベースになるかもよ?
そもそも、タバコを販売するコストとしてこれをカバーできるのか? そんな余裕あるなら、対面販売だけにしてタバコを値下げしてくれよ。
とにかく、ツッコミどころ満載の仕組みであるtaspo。
本格運用が始まる年末~来夏が楽しみ~