木曽路ツーリング2012

例年、ゴールデンウィークのツーリングは西日本方面へ出かけるのが慣例になっていたが、今年は体調や仕事の関係で1泊2日が限度と判断して、手頃な場所へ向かうことにした。新東名完走の後、10年ほどご無沙汰の三遠南信エリア~木曽路エリアである。

帰宅直後はあれこれ書こうと思っていたのだが、面倒なので写真とトラックログだけになってしまった。


新東名の現時点で最西端にあるSAPA、NEOPASA浜松。
浜松を意識して、壁が鍵盤だわ。
黒鍵の長短は何を表しているのかな?

無料化された本宮山スカイラインを通ってみる。
本宮山山頂で「天測点」を見つけて少し驚く。噂には聞いていたが現存してるのか。と思って調べてみたら、結構な数の天測点が残されているようだ。こりゃ、スタンプラリーだな(笑)
興味ある話題なので、別の記事にしたい。

R257沿い、寒狭川(かんさがわ)に架かる市代橋(いちじろはし)。
橋銘板はタイルで作られており、剥げ剥げであるが「昭和7年7月竣工」と読める。

で、この橋はなんと路面がダートなのだ。橋脚はコンクリート製にも関わらず、である。ダートの橋なんて初めて見たよ。
高欄は木製だったのだろうか、いまはなくなっている。
この橋の東詰には林道市代線(旧鳳来町管理)の起点標識がある。

「農村景観日本一展望台」から眺める恵那市岩村町富田地区。
うーん。はっきり言って申し訳ないが、普通の田舎の風景でしょ。高圧電線があったりツーバイフォーの住宅が建ってたり。

R363最狭区間の始まり。
と言っても改良工事がかなり進んでいるので、10年前に比べたら随分走りやすくなっていた。

名も無き桟を横目に、中津川市街を抜けてR257を一路北へ。あわよくば北恵那鉄道廃線跡をちょろっと眺めようと思ってのことだが、予習が足りず、到達時刻も遅かったので次回に持ち越すことに。とりあえず道の駅・花街道付知まで行き、なにか情報を得ようとしたが、既に時間切れ。早々に引き返して、往路に通りかかった際に気になった場所へ向かう。
旧国道257号(現在は国道256号との重複区間)の橋、樋之口橋である。

ここで何やら解説板を発見。どうやらこの橋の下に中津川市指定名勝があるらしい。それがコレ、新寝覚の床である。これを今日ここで見るのは想定外。翌日に本家に行くつもりだったからだ。乃木希典海軍大将が、日露戦争後に戦没した部下を慰霊するため全国を訪問中ここを通過した際に、寝覚の床に似ているので「新寝覚」と命名したとのこと。

岐阜r3を通って坂下へ。R256とR19の交差点にある弥栄ループ橋を訪問する。ここでじっくり腰を据え、ループ橋に沈む夕陽をインターバル撮影しようと思っていたが到着が30分ほど遅かったようだ。残念。

そして、木曽路ふるさとYHに投宿。赤FunduroのY氏と1週間ぶりに再会する。


翌日。

早起きしたので周辺を散策する。

ふわふわ拡大する

周辺は桃畑。その足元、既にタンポポの季節は終わったようだ。

少し道に迷いつつ、新茶屋一里塚に到着。一里塚は街道の両側に土盛されていたそうだが、現存する多くの一里塚は片側だけになってしまっているそうだ。しかしここは両側が残っている貴重な一里塚らしい。要は、明治以後放置されていた場所ということ?

さらに、すぐ近くには当時の中山道そのままの石畳が保存されている。(一部は修復したもの)
それにしても、なんなんだ、あの無粋な電柱は。

YHに戻る途中で文学碑発見。島崎藤村の句碑のようだ。

YHに戻って朝食を済ませ、出発。
まずは馬籠宿に立ち寄る。栗きんとんアイスがかなりウマイ。

馬籠峠を越えて妻籠でしらびそ高原方面へ向かうY氏と別れ、木曽高速を北上する。
三留野宿で桃介橋を眺める。こういう橋が好き。


上松でひのきの里大橋に立ち寄った後、木曽の桟へ向かう。
これでようやく日本三大奇橋全てを訪れたことになる。
ただし、ここは橋そのものは現存しない。江戸時代に既に桟道から石垣で補強された道に切り替えられており、その上に国道19号が通されている。さらにその上の崖は、土木工事の野外博物館だ。明治時代のトンネル工法、昭和時代のコンクリート擁壁工法、平成の鋼管杭工法(なのか?)を一堂に眺めることができる。
すぐ横では、国道19号桟バイパスの工事が進められている。バイパス開通後、現道は廃止されるのだろうか。廃止されるなら、桟を復元してほしいと淡く願う。もっとも、当時の詳細資料が残されているわけではなさそうなので、想像で復元することになるのだろうが。

残雪の木曽駒ケ岳がいい感じなので、高原エリアに入ってインターバル撮影ポイントを探すものの、どこもいまひとつ。
結局、道の駅・日義木曽駒高原で寛ぎながら撮影タイム。木曽駒ケ岳を乗り越えてゆく雲が悠久の時を刻む。
<注>音が出ます。

洗馬から広域農道に逸れ、信州まつもと空港へ向かう。
紆余曲折あって、いまはフジドリームエアラインズだけが就航する。

ここで再びインターバル撮影しようとしたのだが、猛烈なアルプス颪が吹く。三脚が倒れないように押さえ込んだら、逆に壊れてしまった。
予定時刻を30分過ぎても離陸の気配がなく、強風のため欠航なのかな?と思って撤収を始めた10分後に離陸していった。ちっ。

すっかり夕方になったので岡谷~下諏訪で渋滞に巻き込まれるのは必至である。
塩尻北から諏訪南までワープしようと長野道に乗るも、高速も大渋滞。想像以上に時間をかけ、諏訪南から2年ぶりの八ヶ岳エコーライン~七里岩ラインで甲府昭和まで。
途中、長坂の酪農試験場の菜の花畑で休憩する。
菜の花とスーパームーンを撮影しようとするも、雲が多くてどうにもならぬ。いつぞやと同じく八ヶ岳を背景に、菜の花の香りを楽しむ。

帰宅は23:30。例年と違って1泊2日の短い旅だったが、なかなか充実して満足度の高いツーリングになった。
10年前の足跡を辿るツーリングもいいもんだ。

走行距離 : 879km
走行時間 : 14時間15分
給油総量 : 33.04L
平均燃費 : 26.60km/L ←新東名でぶん回した割には好燃費


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