ミラノショー&東京モーターショー2011まとめ

11月10日~13日に行われているInternational Motorcycle Exhibition Milanや12月3日~11日に行われる東京モーターショーに出展されるそれなりに面白そうなモデルをまとめておく。世界的にはスクーターの年なのかな?

ところで、東京モーターショーはいつの間にビッグサイト開催に変わったのだろう。
幕張は何かの事情で使えないのかな?


■C600Sport/C650GT (BMW)


ミラノショー出展。
エンジンは270度位相の650ccパラツイン。
なぬー?
Fシリーズと同じかボアダウンだと思ってたのに、新設計らしい。
そしてCVTがベルトでファイナルがフルカバードのオイルバスチェーン。
F650GS-Twinのホイールベースが1580mm、それより大きい1592mm。ちなみにTMAXは1580mm、シルバーウイングは1600mm。

C600は、駐車中はリアタイヤ上にカーゴスペースが広がる方式を採用して60Lの容量を確保。ヘルメットが2個入るそうな。さすが10年も経てばCSよりも先進的なアプローチが採用されてますな。もちろん、トップケースも純正あり。
気温と車速に連動して最適温度を設定するグリップヒーターとシートヒーターが標準装備(かな?)。

HONDAのINTEGRAはいまひとつ興味がわかなかったけど、BMWはまぁまぁ。
でも、TMAXの完成度が高いだけに、なんでBMWなんだろ?ってことになりそう。

■CRF250L (HONDA)

東京モーターショー出展。

Hondaオフロードモデルの最新トレンドを投入したスタイリングに、低回転域からトルクフルで、高回転域までスムーズに吹き上がるPGM-FI採用の249cc・水冷4ストローク・DOHC単気筒エンジンを搭載したフルサイズのオン/オフモデルです。フレームはスリムな車体と十分な縦剛性を両立したオーバルパイプのスチール製ツインチューブフレームとし、サスペンションはフロントに倒立タイプ、リアにはプロリンクサスペンションにアルミスイングアームを組み合わせて採用しました。放熱性に優れたウェーブ型ディスクブレーキや、泥、石飛びなどからエンジンを守るスキッドプレートなど、本格使用の装備も充実。また、リニアなハンドリング特性、フルサイズの車格でありながら良好な足着き性を実現するシート高、優れた燃費性能、多機能デジタルメーターの採用など、日常での使いか勝手も追求しました。

こりゃまた随分攻撃的だこと。対抗はWR?
CBR250Rのエンジンをベースにしてるってのが・・・だけど、価格を追求するならココが削りドコだしね。
でもさ。なんで今更なモデルを出してきたんだろ?XRは落ちるのかな?
もっとも、気になるバイクであることに変わりはない。問題はおいくらになるか。
30万円台ならよく頑張ったって言え、40万円台前半なら売れるだろうけど、それ以上じゃ意味なし。

■MOTOR COMPO (HONDA)

東京モーターショー参考出展。

二輪車の手軽で便利な機動性に加え、「乗らないときでも使える」ことを目指した、コンパクトなEVコミューター。「MICRO COMMUTER CONCEPT」にも搭載可能で着脱式の走行用バッテリーは、生活の中での電源としても活用できます。

「MICRO COMMUTER CONCEPT」に搭載したイメージがコレ。

いやはや、シティ&モトコンポのイメージそのままですな。あれはコンセプトモデルじゃなかったゆえに衝撃の度合いが大きかったけど、これはコンセプトだもんな。HONDAはいつの時代もトランポモデルを忘れてませんよ、ってメッセージなのかな。
だったら、CRF250Lを工夫なしで積載できるバモスを出してくれよ。

■XTW250 RYOKU (YAMAHA)

東京モーターショー参考出展。

二輪車ならではの優れた機動性と利便性をさらに際立たせた、タフネス&ヘビーデューティーなSUV二輪です。「いつでもどこにも自由自在」をキーワードに、低重心大型キャリアを装備した積載性、スリムかつ低重心の大容量ガソリンタンクや頑丈なガード類、ファットタイヤなどによる高い走破性と操作性、また着脱可能なLEDライトなど、さまざまなフィールドでの高い利便性を備えています。二輪車とアウトドアを愛する人々に、日本に最適化した「頼れるツール」として提案します。

これは完成度高そう。写真を見るかぎり、右スタンドが憑いてるっぽい。
さらにフロント21インチなら文句なしか。
あ。そういうのが欲しけりゃAG200を買えばいいのか(爆)
あらためて見てみると、XTW250ってAG200の後継機種という印象だわ。

うーん。
これとテネレ250が同時に出たらかなり迷うだろうな。

■Y125 MOEGI (YAMAHA)

東京モーターショー参考出展。

ヤマハのデザインフィロソフィーを織り込みながら、自転車のような親しみやすさを併せ持つコンセプトモデルです。世界のスタンダードクラスとされる125ccエンジンを搭載し、軽量かつスリムな車体との組み合わせにより、低燃費とやさしい乗り心地を追求しました。日常生活におけるコミューティングはもちろん、時には遠出をしたくなるようなアクティブなイメージも兼ね備えています。

HONDAのSOLOが1人乗りが故に売れなかったので、基本コンセプトそのまま2人乗り&ヤマハ風味に仕上げました!ってことかな?
それにしてもこのタイヤの細さはどうなの?これで125ccでしょ?性能的には110km/hぐらい出ると思うけど、制限速度以下のスピードでビビリミッターが作動しそうな予感。何気に倒立フォークとか意味分からんぞ。あ、ロンパルも倒立フォークだったっけ?

まぁ、タンク容量も少なそうだしハナからツーリング用途は考慮していない(「遠出」の基準がよくわからん。東京から八戸経由北海道へプチツーするKDX125が身近にいるけど、それを基準にするといかんわな。)ということか。コンセプトモデルなので、いざ市販車を作ってみたらタウニィになりました、ってオチになったりして。ともかくゲタとしてはオシャレ。

■おまけ
情報を探している間に見つけたカッコイイ動画。さすがKTM。