北海道ツーリング2014 Day4

前夜の焼酎を軽く引きずりながら05:30起床。
天気予報をチェックしてみたら、曇だけど雨は降らないっぽい。
風景写真を撮るなら快晴よりも多少は雲があったほうが絵になるし、走っていて暑くなくていいんだな。

関係者協議の結果、この日も西興部で連泊して、その後上富良野へ移動する計画になったので、それに合わせて本日の行き先を中頓別折り返しに変更。宗谷丘陵に行くのは来年にしよう。

中頓別が行き先って、何があるのん?
って言われること確実なんだけれど、いやいや、素晴らしい等高線があるのですよ。
てなことを正面切って答えたら、きっと頭が変な人だと思われるんだろう。

07:30に出発、昨年行けなかった下川の「象の鼻展望台」へ行こうとしたら。
メインルートがバリケードで閉鎖されておる。
サンルダム建設にあたって、テロ対策のようだ。
旧道から回り込もうとしたが、ガレ急坂ヘアピンカーブで撃沈しそうになったので、安全を優先して撤退しておく。

仕方なく、対岸からサンルダム建設工事の進捗をチェックする。ダム完成まではほど遠い。
この珊瑠という地域、サンル牧場展望台へのアクセス路や貯水池になるエリアへは既に関係車両以外立入禁止になっているし、あまり見どころがないように思えるのだが、実はじっくり見て回りたいところが数多くある。ダムに湛水が開始される前に、ひと通り巡って紹介していきたい。

幌内越峠を越えたところ(ピヤシリ越林道の東側入口)で突然の通り雨に遭遇。天気予報の精度を恨んでもどうにもならぬ。土砂降りの中、雨宿りする樹木がない林道入口でカッパを着る。

通行量が少ない山中の道道をつないで、歌登を経て中頓別へ。

旧国鉄天北線の横に、味のある煉瓦煙突と木製電柱発見。広場の横に残された事務所っぽい建物から推測するに、製材所の跡らしい。周辺をじっくり眺めたいが、時間が足りないし、空模様が心配だ。来年の重点地域だな。

事前調査で存在は知っていたが、さほど行きたいとは思っていなかった中頓別鍾乳洞。しかし、現地の看板になんとなく惹かれて、前まで行ってみた。ここから先は林道指定されているのか。

で、この写真を並べると、さも林道弥生線を走行したかのように見えるが、まだ全通していない林道である。それが故に、路線延長が記されていないようだ。

その林道弥生線北端周辺に広がる絶景。これが「素晴らしい等高線」のリアルだ。ただ、なぜか感じたとおりの写真になっていないのが残念だ。(ワタシの腕前がないからだ、とは決して言わないよ?)

浜頓別を経由して、オホーツクラインを淡々と南へ。
途中、R238旧道の問牧集落へ入ってみたら。

北緯45度国際広場?
何が国際なの?うーん、かなり微妙。
写真の左に、背景の木々と同化するようにして人工建造物がある。電子基準点らしいのだが、こちらも微妙。ま、観光施設じゃないから微妙でいいんだけど。

キャンプ場に戻るルートを確認していて見つけた「電柱山」、電柱用の木はここから切り出されているんだろうか?ちょっと興味があるぞ・・・と思って道道883号を進んでみたものの、周辺に山らしきものが見当たらず、場所を十分特定できないまま西興部に戻った。プチ敗北感なので、来年、しっかり下調べしてチャレンジしたい。(そんな価値があるのか知らずに言ってるけど)

この日前半に降られ、後半もスッキリしない天気のおかげで、今ひとつの収穫だった。ま、来年があるさ。

虹別で一緒だったN氏と再び合流して、M氏・K氏とともに森夢で風呂を浴びて、居酒屋はるちゃんで乾杯して、その後テントに戻って食事。
N氏が道中の北勝水産で仕入れてきてくれたイクラと、セイコマで買った松前漬けでイクラ丼。気軽でありながら、なかなかの贅沢感であった。


Day4の走行距離 : 309.1km


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