時は2011年5月14日。
Twitterで相互フォローしている某氏が「公園で吊って昼寝」とのこと。
それって、ヘネシーハンモックのことだよね?ウチの近所の公園だよね?
ってわけで、少しだけ興味を持って水元公園へ。
で、圧倒的スピードで物欲神が降臨して、ブツが到着したのが6月11日のこと。
梅雨の合間を縫って、2週にわたってハンモック試し張りの聖地、水元公園へ。
4枚目の写真のようなメタセコイア林がベストポジションなのだわ。
ここでいろいろと調整してみる。
買ったのは
- Ultralite Backpacker Asym Zip
- Explorer Ultralite Rainfly 30D Silnylon
- Hex Rainfly 70D Polyester
- Snakeskins XL
- 1″ x 72″ Webbing Straps
普通に選択したらレインフライはハンモックとセットのものになるはずだけれど、師曰く標準のレインフライは雨が吹き込むような天候ではどうにもならぬ、プラス10ドルで少し大きいレインフライが手に入るとのことで、Explorer用を選択した。さらに悪天候に備えてヘキサのレインフライも買っておく。通常設営の際、起きてるときはこの下で過ごすので、いろいろブチ当てる可能性が高く、丈夫な70デニールがよかろう。そして、このヘキサレインフライを収納するためのスネークスキンも買っておく。
そして、ジップタイプかベルクロタイプにするか大いに迷ったけれど、天気がいい昼下がりはレインフライもモスキートネットも跳ね上げて午睡したいなぁ、ということでジップタイプを選択。
・・・てなことを種々妄想しながら買い物してたのですわ。
メインロープの張り方・結び方は、製造元自身が簡単に説明できないと思ったか、動画で解説してくれている。
が、実際にやってみたら結構面倒。Ultralite Backpackerのメインロープはとても細くて3mmぐらいなので、荷重をかけるときつく締まってしまうのが難点なのだ。降雨時に手際よくミスなく設営・撤収できるか甚だ怪しい。というわけで、こっちのほうがよさげ。
そこで、早速近所のホームセンターで入手。
Youtubeで紹介されているよりも随分小さいが、使用者の体重(及びハンモック内に入れる物)を考えるとこれで十分。
ツリーハガーにカラビナを通す。
カラビナにかかる重量は(体重+α)の半分なので使用荷重は40kgもあればいいのだが、それだとカラビナのサイズが小さすぎてツリーハガーを引っ掛けられない。
ステンレス丸リンク2つにメインロープを通して・・・
なお、丸リンクは線径3mmだと使用荷重が不足。4mmで使用荷重は十分なのだが内径25mmはちょっと大きい気がする。内径15mm~20mmぐらいが取り扱い易そうだ。
丸リンク2つの間にメインロープを通す。
グググ・・・と引っ張ると、間に通したロープが挟まれて締まってゆく。
意外にもこれで緩まない。念の為に何度か丸リンク2つを結ぶように巻きつけておくと尚よい。
・・・のはずなのだが、丁寧にリンクを揃えるように巻きつけないと、ハンモックに体重をかけた瞬間にリンクがずれて緩んでしまう。これはよろしくない。
リンクがずれないようにするにはどうすればよいか?
荷重のベクトルが揃うような形状のリンク、すなわち小判型のリンクならいいだろう。
小判型のリンクってあるのか?
それはチェーンだね。
ってことで、急遽入手したのだけど、続きは後日。
ダイヤ型レインフライ+ハンモックの図。これがプレーンなスタイル。
ガイロープは反射材織り込みのものに入れ替え予定。
HEXレインフライの下にハンモックを吊るしてみたが、レインフライ二重はあまり意味がなさそう。でも、ハンモック本体を濡らさない手順はこんな感じだろう。
(1) HEXレインフライを吊るしてガイロープを張る。
(2) ハンモックを吊るす。
(3) ダイヤ型レインフライを別の場所に移設する。
設営時の空間はもう少し狭くても大丈夫。なぜなら、体重でハンモックが沈むから。
拡大する
Twitterで相互フォローしている某氏が来て、一緒に設営してくれた。グループで吊るすとこんな感じになる。これが10人ぐらいになると、どう見ても気持ち悪いだろう。
というわけで、調整はまだまだ続く。
ちなみに。
GIGAZINEに「なぜハンモックで寝ると気持ち良く眠れるのか」って興味深いレポートが邦訳されてた。(原文)
確かに、ハンモックで横になると数分で睡魔に襲われるんだよな。
そのまま朝までぐっすり眠れるのか、早急に確認せねば。