GPSレシーバー予備機 Oregon450

F650GSとともに2009年から使ってきたOregon300だが、先日の東北ツーリング帰路で電源異常が頻発した。帰宅後に不具合を分析したところ、USBインターフェースのぐらつきが大きく、ある角度になったときに電源喪失現象を再現した。

そもそも、挿抜耐久性が約5000回というスペックのMini-B Interfaceを使ってる時点でアウト。スマホで用いられているMicro USBなら、Mini USBに比べて2倍の挿抜耐久性があるんだけどねえ。最新機種ならMicro USBになっているんだろうか?


GARMINの最新機種をチェックしたところ、形状がかなり変わってる割には肝心のスペックが大して進化していない。採用されているUSB Interfaceも不明だ。友人が最近購入したeTrex 20JはMini-B Interfaceとのことなので、最新機種と言えどMicro USBは期待できないだろう。

最も改善を求めたい点がトラックあたりのログ件数なのだが、昔から10,000ポイントのままだ。1日に700km以上走るとときは10,000ポイントを超えることがあるので日中にトラックを一度は保存しないといけないのだが、これをよく忘れるのでなんとかしたいのである。

最新機種でも改善されていないのであれば、先端を追いかける必要はない。むしろ、型落ち機種のバーゲンを狙えるのではないか?ということで、オークションを探してみたところ、Oregon450(英語版)が他店の半額近くで投げ売りされているのを発見。こりゃ今買うしかないでしょ。

ということで入手した予備機、Oregon450。
マウント崩壊時に備えるリーシュコードをコーティングワイヤで作っておく。直径1.5mm程度のナイロンロープでは強度が心配なのだ。

上の写真の奥にあるのは4年以上使っているOregon300である。筐体デザインが変わっていないが故にOregon300のクレードルがそのまま使えるところがいいんだな。変化した点を強いて挙げれば、スクリーン下部のGARMINの文字が刻まれた部分の色が変わっているぐらいか。
と思って、昔の写真を見てみたら購入当時は橙色だったことが判明。つまり、脱色したってこと?

ファームを確認したところ、5.80とな。
いま使ってるOregon300は2.86β。あらためてGARMINのサポートサイトをチェックしてみたら、2011年5月の時点で4.20まで進んでいたらしい。使っていて不都合がなかったからアップデートしてなかったわけだが、それにしても放置しすぎかも。

ネット上に転がっている情報を元に日本語化を試してみたら、サクッと成功。近所を歩きながら操作感をトライアルしてみたのだが、もはや馴染めない。GARMINの英語版GPSレシーバーを使い始めて9年。すっかりGARMINの英語に慣れきった頭は、誤訳たっぷりの日本語表記とあいまって、表示されている操作で何ができるのか想像できない状態になっている。そんなわけで、速攻で英語版に戻す。

一方、地図のほうはどうかと言うと、OSM版は問題なく認識するが、UUD V2が "Can’t Unlock Maps" というエラーを吐く。UUDのサポートページを見てみると、

【重要】バージョン2.0ダウンロード版、リテール版での不具合について
2010年2月2日以前にバージョン2.0地図を購入され、ロック解除に不具合が発生した場合は、地図のアップデートが必要ですのでご注文番号、または地図のシリアル番号を明記の上「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。 – 2010/2/2

だと。
というか、そもそも1台だけ使えるライセンスだったことをすっかり忘れておった。まあ、UUDは地図をここんとこ毎年バージョンアップしてるんで、来月に発表されることを期待してみるか。それまでにOregon450が出動するときに備えてOSM版を入れておこう。

ファームのバージョンがかなり進んでいることもあり、機能の確認をひととおりやっていたら。

Setup > Tracks に "Auto Archive" という設定項目があり、 "When Full" が選べるではないか。
いやいやいや。これはめっけもん。言葉通りの機能なら、トラックあたりのログ件数は10,000ポイントのままでも構わない。初回遠投時に検証してみよう。


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