北海道ツーリング2012 Day6

8月3日(金)
03:00起床。チミケップ湖の朝。てか夜だな。
やっぱり曇ってるよ。月どころか、月明かりさえない。ヨシ、ふて寝決定。
一眠りして、04:30起床。夜が明けて明るくなっているが厚い雲に変わりなし。霧はまだ出ていない。
朝のチミケップ湖
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霧が出ると、こんな風景になる。上の写真を撮ってから30分ほどしか経過していないのに。

周辺散策の後のコーヒータイム。湖独り占め。

周囲がバタバタしてきたので撤収、とりあえず足寄方面へ向かう。
その前に、鹿鳴の滝。

道道682号・二又北見線はこんな道。ガードレールはおろか、デリニエータさえほとんどない。路外転落したらかなりヤバい。しかし、この気持ちよさはなんだ。

訓津林道との接続地点。ここが山林と牧草地の境界である。

道道682号と道道51号の三叉路にある旧二又小学校。昭和54年度閉校だが、その10年くらい前から1学年1~3人程度だったようだ。

古びた駅舎で、まるで廃線だな。と思っていたら廃線だった。ふるさと銀河鉄道の上利別駅跡。

Woody bellが引っ越してたなんて知らなかった。この日は十勝チーズベーコンバーガーを食べてみた。相変わらずデカイがウマイ。コーラは、もちろん瓶ペプシ。店主のこだわりが面白い。

足寄から本別を経由して道道56号を南下する。人気のない道だ。
常室の集落、「←炭山」の青看が目印の三叉路で左折して道道500号に入る。この先に、浦幌炭鉱跡があるのだ。そこの地名が炭山というわけだ。
分岐から約12km、常室川4号ダムの調整池に枯木立がある。条件が揃えば、美瑛の青池に並ぶいい絵が撮れそうだ。

道道500号の浦幌側終点。ここから奥は林道指定のみで、道道は整備される気配がない。
写真中央やや右に見える構造物は、炭鉱鉄道の橋脚跡だ。
この浦幌炭鉱跡は炭鉱跡として整備するのではなく、自然に還す取り組みが行われている。しかし、全てを無にするのではなく、当時何がそこにあったのか概略がわかるような案内板が立てられている。とても好印象を持った。

浦幌を過ぎ、おっぱい神社(←だって、国道横の看板にそう書いてある)横の町道を上ってゆく。しばらく走ると、道道1038号(旧国道38号)に合流する。既に旧道の面影は殆ど無い道だが、南下して山を登っていくと・・・舗装が切れる場所がある。ここから道は右側へ続いており、峠区間は旧道のままなのだ。この場所から左には新道の舗装路が続いているが、完成開通はいつになるのだろうか。

旧道非舗装路とは言え、かつての一級国道である。2車線幅が確保され、勾配も緩やかだ。写真は霧止峠(きりどめとうげ)から南へ数百m下った場所。

その道道1038号に、永らく未開通だった国道336号枝線が接続していた。
そして、昆布刈石展望台へのダートはダンプがガンガン通る作業道と化しており、よく踏み締められてとても走りやすい道になっていた。展望台からは新しい厚内トンネルが大きく見える。

大した距離を走ったわけではないが、廃墟とテツと道活を堪能し、満足度の高い1日だった。
8年ぶりのナウマン公園キャンプ場に設営する。ここも徒歩圏内に風呂とコンビニと食事処と観光設備があって、なかなかの鉄板サイトだ。

ナウマン温泉で風呂ついでに夕食を済ませ、歩いてセイコマへ。
すると突然爆発音。


買い出しを済ませてキャンプ場に戻り、くのいち美女ライダーとビールを飲みましたとさ。

Day6の走行距離 : 222.2km