北海道ツーリング2013 Day2

8月5日(月)
今日のルートは、決っているようで決まっていない。
特に旧道巡りや産業遺産巡りの課題を自らに課しているわけではなく、見たいものがあれば立ち止まる・疑問に思ったら突っ込むことを自らに忠実に行うまで。
本日設営予定地は、とりあえず西興部森林公園を考えているが、たどりつけなくても全く問題ない。

鏡沼海浜公園の夜明け。この清々しさを期待して4時半から起きているのさ。(単に撤収が遅いだけ、って言わないで)

帰宅後に写真を整理していて、どこかで見たことがある構図だなーと思っていたら、日本百名道の表紙だったOrz

抜海ドコモの丘。

同じく抜海ドコモの丘から稚内方面を臨む。この丘付近はじっくり探訪したいところだが、探訪するにも写真を撮るにも隈笹が多すぎて8月は適していないことがよくわかった。

引き続き、ひたすらに道道巡りを楽しむ。

旧江辺頃別郵便局(道道121号と道道84号の交差点)で殖民軌道の遺構を探してみるが、にわか探検隊の手に負えるレベルではなく、何の発見もないまま道道84号を東進する。
それにしてもだな、40年前(1973年)に閉局となった郵便局舎が残ってるのは、もはや奇跡に近いよな。

道道84号と道道785号の分岐付近で日曹炭鉱跡地を散策しようとするも、草が茂りすぎて、何が何やらさっぱり。

水没道道732号を抜けた後、久しぶりにエサヌカ線へ。

このおにぎりの離れ具合が浜頓別。

旧天北線の新弥生駅跡付近でなんとなく惹かれるものがあり、寿トンネルが供用開始される1967年以前の旧道に進入してみた。完抜できそうな印象があったものの途中で嫌な雰囲気を感じて撤退。写真は並行する寿トンネル南詰。帰宅後に地図で確認してみたら、残り200mで撤退していたらしい。なんでだろう?

中頓別から道道120号に入り、歌登を過ぎたところで突然の眠気に襲われ、最寄りのペンケナイ川河畔公園(これがキレイな公園なのよ)で30分ほど昼寝する。

仁宇布でレールを走るサンバーに仰天しつつ、先を急ぐ。
道中でGARMINの電源ケーブルが断線していることに気付いたので、名寄まで出てお買い物。

西興部森林公園到着は18時。予想外にライダーが多くて軽く戸惑ったが、前日に筬島駅前キャンプ場で開かれた「ライダーまつり」から流れてきた人たちらしい。

このキャンプ場は、一昨年にこの付近を通過した際に、地元の中学生から熱烈に推薦されたキャンプ場である。
あらためてスペックを確認してみると、徒歩5分圏内に風呂も食堂もセイコマもガソリンもあって、かつ無料と、おそらく道内随一のダメダメライダー育成所だと認識して、近いうちに設営したいと強く思っていた。

現地を訪れてみて、さらに驚いた。
キャンプ場に隣接する施設として、このゴーカート場やバッティングセンター、パークゴルフ場がある。
さらにさらに、温泉施設内には図書館もある。
キャンプ場内には居酒屋もある。(月曜店休日)
キャンプ場のすぐ横は民家なので、21時を過ぎれば静かにしなければならないが、それがいい。

国土地理院地図・空中写真閲覧サービスによれば1978年10月には既に存在していたという、1周500m(!)のゴーカート場。写真で見てもわかるぐらいの急勾配、次回訪問時は是非とも乗ってみたいのだが、果たしてそのときまで運営されているだろうか。


Day2の走行距離 : 373.8km