2009年春に購入してGarmin OREGONにインストールしたUUD地図(バージョン2)だが、元となった地図は2002年頃のもので、情報の古さが気になっていた。その後、UUDの地図は住友電工製に変わり、最新化が頻繁に行われるようになったが、なにせ価格がアレだし、2011年3月の地震で日本列島が大きく歪んだので地図情報も変わるだろうてなワケわからん言い訳を自分自身にして、本当に困るまで待ってみることにしていた。
で、今年を振り返ってみると・・・
- 新東名の入口がわからぬ。
- 国道361号はどっちじゃ?
- 日東道ってどこまで延伸されたんかのう?
- 姫路北バイパスってなんじゃそら?
- いま走っているのはどこ?手持ちの地図ではひたすらに山が続くけど。
うむ。結構路頭に迷ったんだな、今年も。
だからと言って地図を買い替える決断をするわけでもなく、困った困ったと言うだけだったのだが、最近OpenStreetMapに触れる機会が多々あり、その精度の高さを見なおしていたところへ、Garmin GPS英語版用 日本地図データを公開するアーリーアダプターの記事を見つけたものだから、ともかく評価してみることにした。
インストールは簡単。
ダウンロードして、解凍して、gmapsupp.imgをOREGONに放り込むだけ。
とは言え、これまで使っていたUUDの地図が約480MB、今回インストールしたOSMの地図が約900MB。USBケーブルで接続したOREGONに転送するだけなのに30分もかかった。
再起動して、無事地図が読み込まれることを確認した。
自作POIとのレイヤリング表示も全く問題ない。
画面の比較はこちら。
左がOSM、右がUUDバージョン2。場所はこのへん。
うむ。舞鶴若狭道が表示されている。等高線表示も鬱陶しくない。
ルーティングも、これまでと違和感ない程度の速度で、これまでと大差ない経路を選んでいるようだ。
ツーリングの現場でテストするのはもう少し先になりそうだが、楽しみだねえ。