この日はいよいよサザンアルプス越え。
東海岸に戻るということは、旅も終わりに近づいているということ。
さっさと東海岸に行ってしまおうという気持ちもあり、まだまだこのまま西海岸を北へ向かいたいという気持ちもあり。
前日の夜、何気なく地図を見ていたら・・・
見つけてしまった、のの字な道。
うーん、TimaruってDay2に通り過ぎた街だよね・・・
行こか行こまいか、すんげー迷う。今日宿泊予定のKaikouraからTimaruは遠すぎ。
Christchurchより南の町で宿が取れたら、行けるかもな・・・
ノノジストとしては行かねば。国際ノノジストになるチャンスだし。
The Old Churchでは無殺菌牛乳を無料で飲ませてくれる。無殺菌だからおいしい。無殺菌だからハライタになっても知らネ。
前日に買っておいたパンとバナナの朝食を済ませ、08時頃に出発した。
雨が降りそうな気配なのでブーツカバーとカッパを着て、「チョー楽勝のシングルトラック」と宿のオーナーが勧めてくれたBold Head Roadへ。
教えてもらって初めて知ったのだが、シングルトラックは "Shingle Track" であり "Single Track" ではないんだって。
細かい話は抜きにして、1車線であることに変わりなし。けれど、後ろからも前からも車は来ない。こんな木橋がすごくいい。
制限速度はもちろん100km/hなのだがスクールバスが通るって言うし、両側に鉄条網があるのであまりスピードを上げられない。だいたい80km/hぐらい?
・・・と思っていたら前からスクールバスが来た。「わかば幼稚園」って書いてある!
ココはドコ?
日本の中古車がいっぱい輸入されてるのね。
宿の奥さんおすすめの道、RossからHokitikaまでの裏道。「モーターサイクラー(←?)なら好きそうな道よ。クルマ全然通らないし。」
State Highwayでもクルマ通りませんってばw
で、こういう場所に出てState Highwayに合流する。このままSHをGraymouthへ向かう。
・・・っと、キタ━(゚∀゚)━! 道路鉄道併用橋!
橋長211m、木造ハウトラス構造のArahura River Bridgeだ。
列車が通過する際は10km/hに減速するんだって。そりゃそうだわな。木造のうえにこんなにレールがゆがんでいたら危なっかしくて仕方がない。歩行者がいるかも知れんし。
ちなみに、この標識なので対向側の車両が優先だ。
おっと、今度はなんだ?
ラウンドアバウトの中を鉄道が通っているようだ。直進すればChristchurchに行けるけれど、今日は左折してGraymouthへ行く。
この標識はアレだ、安産マークだ。
てな具合の、これがKumara Junctionだ。
再び来たぞ、道路鉄道併用橋。
橋長220m、鋼トラスのTaramakau River Bridgeだ。1889年頃に完成したらしい。
この写真を撮っているとき、Kiwiみたいな?Keaみたいな?鳥がヨタヨタと道端を歩いていた。ヨタヨタしてる割にはすばしっこく、写真に撮れず残念。
それなりによくお世話になった公衆ネット端末。NZ$1かNZ$2を投入して、10分または20分だけネットに接続することができる。日本語入力もOK(ちょっとだけ設定に工夫が必要)。
この端末はGraymouthのi-siteにて。
そのi-siteでChiristchurchより南側で宿は取れそうか聞いてみたが、適当な場所がない。Timaruならあると言われたが、今日のうちにTimaruまで到達するのはムリぽ。
結局、AshburtonのHoliday Parkなら予約なしで泊まれる場所があるとのこと。ギリギリまで考えてみることにする。
Graymouthのi-site [Google Maps] 近くに停めたバイク。ニュージーランドの路面はキャンバー(って言うのかな?路面の断面がかまぼこみたいになってるの)が強くて、普通に停めたのでは横転するか少なくとも起こせなくなるので、こんな風に直角に停めるのがスタンダードだ。
ニュージーランドの地図に合わせて自作したマップケース。日本のツーリングマップルは見開きB4にするのが便利だが、ニュージーランドのモーターサイクルアトラスは見開きだとA3サイズになるので大きすぎる。
GraumouthからSH7を走って東海岸へ。サザンアルプス越えには3つの峠があって、その北側に位置するLewis Passに向かって走る。ガス欠に備えてReeftonの街で人馬ともに補給する。こういうカフェなら自家製のパイがあるはず・・・
というわけで、キーマカレーパイにしてみた。手っ取り早く言えばカレーパン。
味は・・・結構おいしいのよ。「このパイ、めっさウメー」と店のおねいさんに言ったらニコニコッとして、コーヒーお代わりをサービスしてくれた。
Lewis Passの森を抜けてゆく。西海岸は森、東海岸ははげ山の印象が強い南島。まだこのあたりは森なので西海岸の印象ということになる。この後通過したMaruia Springsで湯船のある風呂につかっていこうかと一瞬よぎったが、日帰り入浴NZ$15っていうのはねー。ちょっと高いよね。
今回の旅で期待していた野湯2つ目。Sylvia Flat Hot Springsに立ち寄る。 [Google Maps]
(1) Reeftonから81km、こんなピクニックエリアが目印。
(2) 少し鋭角に山側へ道が延びている。
(3) 先が見えず少々不安だが・・・
(4) こんなピクニックエリアの突き当たりに駐車。
ピクニックエリアの突き当たりにバイクを停め、踏み分け道を上流に向かって歩く。
ビンゴ!これだ。
全部で4つぐらいの湯船がある。あるのだが。
つかろうと手を入れたのだが・・・ぬるい。ぬるすぎ。
こんなのに入ったら風邪をひきそう。仕方なく、足湯にしておいた。ぬるすぎて、全然いいカンジは味わえなかった挙げ句にサンドフライ対策をするのを忘れてて悲惨な目に。
さぁ、Kaikouraを目指すか、それともAshburtonを目指すか。
結局、Graymouthのi-siteでもReeftonでも色々な人から言われたこと。「なぜKaikouraに行かない?私なら絶対Kaikouraだね」を信じて、Kaikouraに向かうことにする。
そこで出会うこういうニュージーランドな風景。
誰?北海道ツーリングの写真を適当に混ぜてると思ってるのは?w
ワインディングをのんびりトコトコ走っていたら・・・ブラインドカーブからいきなりスクールバスが出てくる。危ない危ない。そのスクールバスをよく見ると、正面の行き先表示板のところに
「宇都宮大学」 とな。
おーい、ココはドコ?
Mouse Point [Google Maps] ってトコからWaiauを経由してKaikouraへ向かう道、SH70はAlpine Pacific Triangleとも呼ばれるルートの一つで、なかなか楽しい道だ。交通量が少なくて景色がよくてワインディングロードで。午前中に走れば気持ちよかったんだろうが、400km走った後でここを走るのはカナリえぐい。へろへろになりながらKaikouraに到着。
これがKaikouraの海岸。んー。どこかで見たことあるような。熱海?材木座?ま、海岸の風景なんてどこも似たようなもんか・・・
今日の宿、YHA Kaikoura [Google Maps] にチェックインし、昨日同様にKaikouraの繁華街にあるFour Square Supermarketでお買い物。もうへろへろで食欲も半分。昨日買ったビールの残り3本があるので、パンをアテに飲めば十分かな、と。
同室はなんと日本人カップル。オーストラリア~ニュージーランドを2週間程度かけて旅する学生さんだそうで、翌日はKaikouraからバスに乗ってPictonへ向かうそうな。その後、Interislanderに乗ってWellingtonへ渡るという。彼らが作ったカレーを少しごちそうになる。インディカ米が上手に炊けないと凹んでいたけれど、意外においしいじゃないの。
翌日は7時に出発して、Timaruへ行って写真を撮ってChristchurchに14時30分頃までに戻ってこなければならない。かなりチャレンジングなスケジュールなので、バイクを返すときに荷物のパッキングに手間取らないように準備しておく。ネットで翌日の天気予報をチェックすると1日中雨らしい。ちぇっ。
この日の走行距離 : 482km
この日の給油量 : 20.34L

