ツーリング

NZツーリング 2008 《まとめ》

小学生の日記みたいにダラダラと書き連ねたツーリング記録だが、書き切れなかったことをいくつかまとめておく。


【燃費】

Day1 202km 00.00L
Day2 556km 22.92L
Day3 520km 19.19L
Day4 358km 18.03L
Day5 444km 12.68L
Day6 482km 20.34L
Day7 525km 19.34L
————————–
TTL 3,087km 112.50L
AVG 27.44km/L

2004年モデルTwin SparkのF650GSなので、まぁこんなもんだろう。それにメインスイッチを切るとオドメータが3km近く戻ることがある特性のメータなので、トリップメータで燃費計算すればもう少しいい値が出ると思う。
日本国内で1週間走ってこの燃費はなかなか出せないんではないかな?

以下の情報は2008年春現在であることに注意

【クレジットカードと現金】

結構小さな店でもクレジットカードが使える。が、Day5の宿、The Old Churchは現金オンリーだった。総じてVISAかMasterがあれば大丈夫。田舎でもタマーにJCBが使える店がある。暗証番号を忘れずに。
今回の旅では、現金は7万円分の円建てT/Cを持ってゆき、到着したChristchurch空港で換金した5万円分を使い切った。最低ラインとしては1日あたり3500円(NZ$40)+土産等の概算で行けるかな、と。(個人差が大きい話)

【地図】

なんてったって日本の75%ほどもある広い国土なので、何はなくとも(や、バイクとクレジットカードがないと困るが)地図。これがなければ計画も当日もない。ワタシはじーこさんに紹介してもらったNew Zealand Motorcycle Atlasを使い倒した。イイ道はマークされてるし、要所間の距離が書かれているし、まさにNew Zealand版ツーリングマップルだ。ただし、ツーリングマップルよりはるかに小縮尺なので、1ページの端から端までを走る時間は当然ながら違う。

2025年9月現在、New Zealand Motorcycle Atlasは古本以外入手不可能。その古本も非常に高額である。今さら紙の地図が要る?というのが普通の感覚だろう。ではデジタル地図は何がいいのか。
筆者のお勧めはOpenStreetMapベースのアプリだ。NZ滞在中だけでも課金可ならOsmAnd、宗教上の理由により課金不可ならOrganic Mapsが良いだろう。どちらもトラックログを記録できる。
これらの特徴紹介やアプリ操作テクニックは追々公開するつもり。いつになるかわからんけど。

【交通ルール】

ニュージーランド国土交通省?国土交通公社?らしき組織が掲載しているRoad codeで事前学習した。酒気帯び・酒酔い運転の血中アルコール基準値が日本の倍、さすがアングロサクソン系だよ。
クルマのスピードはおそろしく速い。日本の比じゃない。老若男女がターマックでもグラベルでも120km/hでかっ飛んで行く。追いつかれたら無理せずに合図して先に行かせて、対向のパトカーの餌食にしてあげよう。
Danseys Pass走行中、四輪ドリフトさせながらカーブを抜けてゆく古いミラージュの運転手がハタチぐらいの女の子だったのは衝撃だった。

路上で羊や牛の群を見つけたら写真を撮ろう。ホーンを鳴らしたり空ぶかししてはいけない(違法行為)。そういや、滞在中一度もホーンを鳴らさなかった。鳴らす必要がなかったのか、ホーンスイッチの位置がわからなかったのか?
経験しないとわからなかったのはラウンドアバウトの走り方。これができるようになると、自車が直線道路を左折しようとする場合に対向車も右折(同じ道に入ろうと)するときは対向車側が優先、も同じ考え方でできるようになる。

2012年3月25日(日)午前5時をもって、「自車が直線道路を左折しようとする場合に対向車も右折(同じ道に入ろうと)するときは対向車側が優先」のルールが廃止になり、日本と同じく左折車優先になった。

【給油】

ペトロールステーションと呼ぶ。全店がセルフ方式。私が給油した店全てにハイオクがあった。ノズルを給油口に突っ込んでガーッと入れ、満タンになったら勝手に止まる。現金払いのときには釣銭がない値段になるまでちょろちょろと足してゆくのがいいだろう。最小硬貨が10セントなので釣りは10セント単位でしか出ないから。
営業はだいたい朝7時から夜7時ぐらいまで。都会だともう少し遅くまでやっているかも知れない。キリスト教の国なので、基本的に日曜は営業していないと覚えておくほうが無難。水や簡単な食料、タバコやビール、ワインを買うことができる。ほぼコンビニ。

【宿】

相部屋オーカイ!な人なら、YHA New Zealandはもちろんのこと、BBHが役立つ。現地ではi-siteが頼りになる。相手の口元を見て話せるので、通訳代わり。電話でキーウィの英語を理解するのは、電話で鹿児島か青森のおじいちゃんの言葉を理解するようなものと考えておけばいいだろう。相当な英語話者でもしんどいようだ。

【携帯電話】

MCNZ (Motorcycle Rentals New Zealand) では、もしもの場合に備えてケータイを貸してくれた。日本から持っていったDoCoMoのワールドウィングはChristchurchやAucklandでは使えたが、他の町では軒並み圏外。3Gは普及していないらしい。なので、GSM方式が使える電話機であることが重要。GSMでも圏外になる場所は多いが。行き帰りとも同じ空港を利用するなら空港に店を構えるレンタル電話がいいだろう。

【ネット】

ほとんどのi-siteに有料のネット端末が置いてある。10分でNZ$1、20分でNZ$2、いずれも金色の硬貨を用意しておく必要がある。空港やホテルにある端末の利用料相場は少し異なる。基本的に日本語IMEを立ち上げることができる。どうやって日本語IMEを立ち上げるか想像できない人は、適宜ググってくれ(説明する能力がなくてすんません)。時間が来たら自動的にPCが再設定されるので、個人情報がPCに残る心配はなさそうだ。それゆえに、タイムアップになると再設定のため5分間ぐらいは使えなくなる。

【バイク】

走っているバイクは日本メーカー車が多い。レンタル車はハーレーが多かった。BMWは明らかに少数派だ。ましてやオフ車なんて滅多に見なかった。オフ車だと思ったら、プロテクターをガチガチに着けてドロドロのブーツを履いた、いかにもソチラ風の人たち。F650GSは中途半端みたい。

【参考サイト】

日本で、現地で種々情報を調べるときに参考にしたサイト。 ※リンクしていないURLは閉鎖されたサイト

ニュージーランド航空
飛行機の時間だけじゃなくて、観光情報も役立つ。メールマガジンにも登録した。

Trail Ride New Zealand http://www.trailridenz.com/
じーこさんがやってる店。店舗は・・・あるのかないのか!? 到着した初日に頼んだガイドのおかげで、とても快適にツーリングすることができた。

100% PURE NEW ZEALAND
政府観光局が運営しているサイト。事前情報収集ではこれが一番役立った。都市間の距離とか、街の情報とか。メールマガジン "テパパメール" は帰国後もイロイロキャンペーン情報等を活用している。

ニュージーランド旅行ガイド http://www.fourcorners.co.nz/japanese/
現地旅行代理店?のサイト。そこそこ役立つ。

ニュージーランド旅行情報専用サイト
とりあえずブックマークしておいたが、これはあまり使わなかったかも。

Takemaのあっちこっち旅日記
情報としては少々古めだが、New Zealandはそう急激には変わらないので大丈夫だろう。かなり具体的に書かれていて大いに参考にさせてもらった。

県道が好き http://minkara.carview.co.jp/userid/268932/blog/c269635/
ハンパなく重いblogなので心して見よう。でも今年の記録なのでとても役立ち、私的にはベストサイトだった。カメラ好きな人だし、県道好きな人だし(笑)

バイクライフ編集室だより (http://bikelife.cocolog-nifty.com/blog/) のニュージーランドでトレイルライド(http://bikelife.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_2ba1.html)
じーこさんと関係なさそでありそな人たちっぽい。ワタシも早くこんな風に走れるようになりたい。

NZ2 Index

タイトルとURLをコピーしました