NZ2 Day7 & Day8

いよいよツーリングの最終日。
14:30頃までにはレンタルショップに到着し、F650GSを返して荷物をリパッキングし、17:50の国内線でAucklandへ移動するのです。
が、前日の予報どおり、あいにくの雨模様。


YHA Kaikouraを後にしてバイクを返す前に、Timaruまでちょっくら走ってお宝をゲットしに行くのです。今にも雨が降り出しそうな空模様。日の出と同時に昨晩の宿、YHA Kaikouraを出発です。ペアレントが肝っ玉母ちゃんでとても好印象のYHでした。

数少ないトンネル、Parititahi Tunnel
よくよく考えてみたら、今日ここまでに通ったニュージーランドのトンネルって、Milford Sound直前のHomer Tunnelだけだったかも。道だって、谷を渡るような橋ってなかったなぁ。KaikouraからState Highway 1を10kmほど南へ走った場所にあるParititahi Tunnelにて。
お。キシャだ。
汽車も久しぶりに見た。
だんだん強くなってくる雨の中、ただただ黙々と南へ向かって走る。
高速っぽい道南島で唯一、高速道路っぽい道、State Highway 1のChristchurch Northern Motorway。もちろん通行料無料です。いつの間にか高速道路っぽくなって、いつの間にか住宅街になるので、それらしい写真を撮れる場所はほとんどありません。

SH75なんとなく、State Highway 75も走ってみる。この道が続く先、Akaroaは次回行ってみたい場所のひとつ。フランス風味らしい。

TimaruのPort Loop Bridge
Loop BridgeはPort State Highwayで。リミットにしていた12:30までになんとかTimaruに到着できました。この写真を撮るために、この橋を撮るために、最終日だっていうのにここまでやってきたのです。おそらく、New Zealandで唯一?ののの字な道、Port Loop Bridgeです。
さあ、10分以内に写真を撮って引き返さねばなりません。

銘板が見つからないのでコレを気になる橋を渡るときには銘板をチェックするクセがついてるのですが、この橋には銘板がありません。つか、日本以外で銘板がついた橋ってあるのかな?

港町らしい建物急ぐ旅なのでロクに町並みを眺めることができませんでしたが、Kaikouraとも少し違う、なんとなく地中海風味の街です。Timaruの南にあるOamaruと合わせて、次回の楽しみにしましょう。

遅れに遅れて13:00にTimaruを出発、一路Christchurchへ160km。さぁ、14:30までに着けるか? ←アベレージ100km/hで走ってもムリ、ってことは後になって気づいたことw
あとは時間の勝負なんだけれど、時折り強くなる雨に悩まされます。それに、やたらと警察車両を見かけます。意外に交通量も多くて、思うようにスピードを上げられません。

バイク返却辛うじて14:45にはChristchurchの市街地に入ったんだけれど、満タン返しのためにギリギリ近所で給油しようと思ったのが裏目に出ました。ガソリンスタンドが見つからない!あぁ、ツーリングマップルならガソリンスタンドも書いてあるのに、なんて思いながら、なんとか見つけたSHELLで給油。この時点で15:00ちょうど!
ここからレンタルショップまで約3分。担当のMIKEがまだかまだかと待ちわびていたようで申し訳ないっす。バタバタっと返却手続き。

New Record Holderの賞品
で走行距離をチェックしていたMIKEがつぶやいています。「あれ?貸し出し時は何キロだっけ?」みたいな雰囲気。念入りに計算して教えてくれました。

「1日あたり438kmはNew Recordだ。これまでの記録は410kmだったからな。」

というわけで、このシャツが賞品というワケです。
この旅たぶん最後のミートパイとロングブラックMIKEに空港まで送ってもらい、残っている現地通貨消費も兼ねて、ほんの少しの待ち時間に本日の昼食です。や、もう17:00だったりするんですが(^^ゞ

提携キャリア? New Zealand航空ではない。
予想外のペイントの機材に乗ってAucklandへ。
Kiwi International Airport Hotelは屋根のKiwiが目印で、ここがNew Zealand最後の宿、Kiwi International Airport Hotelです。屋根のKiwiが目印なんですけど、それだけw

炭水化物づくしの夕食
ヘロヘロになりつつ、シャワーだけ浴びて夕食を摂ります。メニューにある食べたいものをテキトーにオーダーしていたら・・・写真のように炭水化物づくしになりました(笑)
ビール3本、ポテトスープと食パン3枚、ガーリックトースト、そしてインディカ米山盛りのビーフストロガノフ。おなかイッパイになって、ぐっすり眠れそうです。
Auckland空港の国際線ターミナル
日付は変わって3月2日。いよいよNew Zealandを離れる日です。
09:15発の便なので、7時に空港に着いてみたら・・・
ANZとJALの共同運航便に搭乗です既に延々と続く行列。チラとインフォメーションボードを見るとJALの文字が書いてあるので、「あ、これはワタシの乗る便じゃないや。」と思って空港職員に聞くと「この列に並べ」という。いやいや、ワタシはスターアライアンスのANAで予約を取ったんだから、JALと同じ列になるはずがないだろ?と思っていたのですが・・・

周りに立つ日本人と話したところ、どうもANZとJALのコードシェア便らしい。んなアホなコトがあるんですね。

機内にて。昼食、ラバウル沖、赤道上空、夕食ところが、この行列がなかなかハケない。1時間経ってもまだまだ続く行列。ま、チェックイン済ませてない客がこれだけいるなら飛行機も飛ばないわな、と、のんびり構えます。結局、08:40に搭乗手続き完了したのですが、渡されたチケットに書かれた検査場通過時刻は08:25。もう過ぎてるやん!見事なほどに、往きも帰りも遅延に悩まされました。

そういえば、まだお土産を買ってなかったな、と今さら気づきます。
New Zealand行きに際していろいろお世話になった人の顔を思い浮かべながら、ガガガと買い漁って搭乗機へ。

乗ってしまえば食って飲んで寝るだけ。行きと月は違うにもかかわらず変わり映えしない機内放送プログラムに飽き、iPodを聞きながらカメラに収めた700枚の写真をチェックしつつ、ビールをガボガボ、ワインをグビグビしてガーッと寝て、再びビールをガボガボ飲んでる間に成田空港到着です。
機内にて。11時間半のフライトは長いのか短いのか。

成田空港到着
振り返れば、満足感は100%なんですけど達成感は30%以下。
あぁ、これはNew Zealand病にかかったのかも。
さぁ、東関東道へ予期せずクルマで迎えに来てくれた友人に感謝感動して、されどヨッパライ状態なので運転を代わる訳にもいかず、クルマの数の違いに驚きながら、無事帰宅を果たすことができました。

Day7の走行距離 : 525km
Day7の給油量 : 19.34L
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Day 8はホテルから空港までの移動だけ。
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NZ2 Index


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