三笠橋

(2004年08月27日初訪)
JR岩国駅の南側に架かる立体交差。
普通、のの字の中は活用しようがなく、市街地でも緑地帯になることが多いが、ここは最大限に活用している。5~6階建ての立体駐車場である。

橋の歴史は古く、銘板には昭和35年3月と記されている。
立体駐車場の供用開始は昭和62年4月とのことで、過去の航空写真等を総合すると、それまでは長く空き地だったようだ。

市街地なので、当然全景を見渡せる場所などないと思っていた。
現場に行ってからも立体駐車場に入るしかないかと思っていたが、ひとまず横にある百貨店(フジグラン岩国)の屋上に行ってみた。その結果が下の写真である。キレイにのの字を描いている様子がわかる。


(2018年5月19日再訪・2018年12月24日追記)
実に14年ぶりの訪問であった。劇的な変化を期待したわけではないが、ほとんど変化がないことに驚いた。強いて言えば、前回俯瞰で撮影できたフジグランの屋上が閉鎖されていたことか。
架設から58年経過した三笠橋。耐震補強工事の施工中であったが、そろそろ何らかの動きがあってもおかしくないだろう。

路線市道元町12号線
所在地山口県岩国市今津町
回転度270度
実走行日2004-08-27
全景写真
(2004年08月27日初訪)
(2018年5月19日再訪) 三笠橋交差点からの眺め拡大する
三笠橋交差点(1枚目とほぼ同じ地点)からの眺め。キャプションをつけなきゃ、いつ撮ったものかまるでわからない。とは言い過ぎか。
よく見たら、ガードレールに掛けられた横断幕の標語も同じだ。いや違う、14年前は
お年寄りと子供を交通事故から守ろう」だったが
子供とお年寄りを交通事故から守ろう」に、微妙に変わっていた。
三笠橋上からの眺め拡大する
三笠橋上からの眺め。地面近くでは「のの字」を描いている様子を撮影できない。写真右の建物・フジグラン屋上が閉鎖されたので、3枚目のような写真はもう撮れない。
三笠橋交差点の反対側、三笠橋東詰「東中学校前」交差点にある親柱。前回来たときに既にこのような配置になっていたと記憶しているが、架設当初はもう少し橋梁寄り(西寄り)にあったらしい。