栂池高原 親の原分譲地

1966(昭和41)年、長野県観光開発公社(現・長野県観光機構)が栂池高原スキー場隣接エリアに造成した80区画の分譲地の中心部に円形交差点がある。

分譲地内は小谷村が宅地・別荘区域に指定していて、原則として宿泊施設を営業できない。それ故か、建てられた住戸は決して多くなく、接続する4本の道路のうち2本は非舗装路とあってこの円形交差点を通行する車両は極めて少ない。回転方向を案内していないが、おそらく何の支障もないだろう。

現地を取材したのは11月、冬季営業ピーク前の閑散期だからか中央島や周辺路肩の雑草枯れ具合が顕著で、管理されているのか疑わしい雰囲気さえあった。(時節に応じて適切な管理がされていると思うけど)

路線村道
所在地長野県北安曇郡小谷村大字千国乙
完成時期1966(昭和41)年6月
実走行日2023-11-04
全景写真
栂池高原 親の原分譲地の円形交差点を西側から眺める拡大する
栂池高原 親の原分譲地の円形交差点を西側から眺める。部外者が通行する場合はこの向きがほとんどだろう。
北側から眺める。回転方向は案内されていない。当然、警戒標識「ロータリーあり(201の2)」もない。
栂池高原 親の原分譲地の円形交差点を東側から眺める拡大する
東側から眺める。この接続路は非舗装路だ。
南側から。写真左が西で北アルプスの山々があるので、右(東)に向かって緩やかに下る。
南側接続路の背後はこんな非舗装路だ。