境橋(茨城県水戸市)

2026年01月31日訪問 [Google Maps]    [地理院地図]
那珂川に注ぐ農業排水路に架かる県道橋。
1907(明治40)年3月完成、橋長2.6mの単径間充腹RCアーチ橋。茨城県現存最古の道路橋である。
完成時期を考えると石橋の可能性が高いと思って現調してみたが。

拱環の外側だけ石積アーチに見えなくはないが、擬石加工のコンクリートだろう。明治40年の技術とは思えぬ精度の高さだ。後年に改修されたのかも知れない。スパンドレル表面はモルタル塗りだろうか。一部が剥がれており、補修に向けた調査が行われた形跡がある。

橋名板というよりは扁額だ。

参考資料1の下記記述が刻まれた銘板は排水路接続のため破壊されていた。

県道小泉水戸線の下大野字かこ内と小泉字柴田前の境界に一号排幹とよぶ幹線排水路があり、ここに境橋が架る。明治40年(1907)3月竣工。「設計者茨城県技師工学士加藤種二 茨城県技師□林吉□ □□者□□道徳 田口菊次郎」と刻銘がある。

那珂川側から見る。冬でもこれだし、水深は1mぐらいありそうだし、こちら側から拱環を見ることは不可能のようだ。

    参考資料

  1. 常澄村史 地誌編(1994年3月/水戸市教育委員会)
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