2024年9月4日訪問 [Google Maps] [地理院地図]
大沢内ため池に架かる人道橋。
2004(平成16)年完成、橋長180mの10径間鋼圧延桁橋。奥津軽地区中山間地域総合整備事業により架橋された。
高欄・床版・笠木等に青森県産ヒバ材を使用している。津軽鉄道の駅はおおざわない駅だが、集落名やため池名称は濁らず、この橋も「おおさわないおおはし」と読む。
大沢内ため池は1700年代前半に津軽藩により築造された農業用水貯水池である。
端正な外観なので鋼材で補強されているよね…と感じていたが、鋼桁を笠木で隠しているとは思わなかった。
計画高水位より高い(常時水没しない)位置にある橋脚は木材が使われているが、この橋脚に圧縮力がかかるとは思えない。
いろいろ割り切ったシンプルな構造だ。