2024年10月12日訪問/2025年11月01日再訪 [Google Maps] [地理院地図]
大川の支流、中里の沢に架かる市道橋。大川は岩手県一関市の矢越山西麓を源流として気仙沼湾に注ぐ二級水系で、岩手県内の区間は太田川とも呼ばれる。県をまたぐ川は一級水系だと思いこんでいたが一律というわけではないことを知った。
完成時期不明、橋長4.4mの単径間石造桁橋。
高欄が脱着可能という奇異な五反田橋近くの集落内にある。大正時代の地図に描かれている道路で、橋の東詰には謂れの不明な石碑がある。明治時代だろうか、江戸時代以前か?
横から見る限りは石橋の雰囲気はない。
桁下に潜ってみたら、3本の石桁の下流側を現場打ちのRC桁で拡幅していた。石材は閃緑岩のように見える。
上流側はプレキャスト部材で拡幅している。元々は幅員1m弱の徒道の橋だったところを2段階で拡幅したようだ。拡幅は昭和中期以後の施工であることは確実だが、年代を特定するのは難しい。
橋台は空積みであるものの目が詰まっている。高い技術を持った石工のように見える。
初回訪問時は桁下に潜ることを断念するほどに雑草が茂っていたが、再訪時は丁寧に草刈りされていて助かった。集落が共同体として活躍しているようで何より。

