2024年10月13日訪問 [Google Maps] [地理院地図]
子吉川水系石沢川に架かる廃橋。
1963(昭和38)年10月完成、橋長37m幅員3.6mの単径間RCオープンスパンドレルアーチ橋。
沼林道(現在の市道金山線)の改良工事として、40m上流に架かっていた木造方杖桁橋が架け替えられ、国道以外では当時の東由利村内で最初の永久橋となった。
昭和38年架設の橋は世の中に数多く現役で存在するが、新橋が架設されたのは幅員不足だからだろう。拡幅するには強度が足りないことは明白だ。
現在の舟木橋。2024年7月下旬の豪雨によるものだろうか、流木が排水管にぶら下がっていた。
沼林道は昭和51年に町道金山線になり、豪雪地帯特別措置法による基幹道路整備事業として県代行で1978(昭和53)年9月にこの鋼鈑桁橋が架けられた。そのため町道(現在は市道)なのに事業者として秋田県が記されている。
- 参考資料
- 東由利村報 ( 市政情報 > コミュニティ・地域づくり > 各地域からのお知らせ > 東由利地域の情報 > 東由利村・町の広報誌 )
1963年7月1日号, 10月15日号, 1980年12月1日号, 1981年9月1日号