養老橋(東京都港区)

2024年10月20日訪問 [Google Maps]    [地理院地図]
古川(渋谷川)に架かる私道橋。亀屋橋と同様に所有者不明とのこと。
1966(昭和41)年7月完成、橋長17.4mの鋼鈑桁橋。

過去の空中写真を見比べると、先代は古川に直交していたが現橋は北詰の橋台位置が3mほど西に移されて古川に斜交している。首都高速2号目黒線の橋脚位置を調整できなかったのだろう。

施工の会社名だけ見ると擁壁工事銘板のように見えるが白石基礎工事の現在はオリエンタル白石、バリバリの橋屋である。

参考資料2では昭和37年に五之橋から撮影した青山橋・養老橋・亀屋橋を見ることができる。青山橋は単径間鋼鈑桁橋(Googleストリートビューでも確認できる)、養老橋と亀屋橋は単径間鋼ポニーワーレントラス橋だった。

橋の南詰に学校法人北里研究所の駐輪場があるので、元々は北里研究所の私道だった可能性が高いと見る。しかし関東大震災の復興から首都高速2号目黒線の建設を通じて帰属有耶無耶のまま架け替えたため、橋の所有者は完全にわからなくなってしまった。亀屋橋と同様の工事銘板(先代の来歴)があるかも知れないが、現代では目視できる範囲にはなかった。

この橋に関して特筆すべき点は、橋の北詰で首都高速道路2号目黒線天現寺出口に交差しているため、自動車専用道路に横断歩道が設けられていることだ。厳密には横断歩道の区間のみ自動車専用道路に指定されていないようだが、それは書類上の話に過ぎない。

    参考資料

  1. 港区史 上巻(1960年/東京都港区)
  2. 写された港区 3(1983年3月/東京都港区立みなと図書館)
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