2025年5月3日訪問 [Google Maps] [地理院地図]
姫川水系蒲原沢(がまはらざわ)に架かる国道橋。
1998(平成10)年12月完成、橋長79.5mの単径間鋼下路式ローゼ橋。
先代は1994年11月に開通した方杖ラーメン橋だったが1995年7月に発生した土石流により流失した。その復旧工事(治山・砂防・橋梁の各工事)の最中1996年12月に発生した土石流災害で亡くなった関係者14名を慰霊する碑が北詰に置かれている。
頭上に位置する道路構造物の着雪氷が落下すると走行車両の大惨事につながるため、橋門構・上横構を三角形の断面にすることで着雪を防ぎ、さらにシートで覆って万全なものにしている。
土石流災害で落橋という事態の再発を避けるべく、桁下高さをより確保できる形式の現橋が架けられた。
旧々橋である初代国界橋。1936(昭和11)年12月完成の3径間鋼上路式スパンドレルブレースト・バランストアーチ橋。
先述の1995年7月土石流により上流側の下弦材が破断したが補修により短期間で復旧できると判断され、全面通行止め80日間で施工の後に迂回路として復活した。現在は湯原洞門(湯原温泉猫鼻の湯の分岐)~新潟県道375号平岩停車場蒲原線終点が通行止めになっており、初代国界橋に近付ける機会は非常に少ない。
- 参考資料
- 上路アーチ橋の損傷補修と安全照査(国界橋)(1996年12月/宮地技報No.12 – 宮地エンジニアリング)
- 平成7年7.11水害 姫川水系の災害復旧事業の概要(1996年10月/新潟県糸魚川土木事務所)
- 平成7年7月11日~12日 長野県北部梅雨前線豪雨 災害復旧事業概要(1996年10月/長野県大町建設事務所)
- 国道148号 小谷道路 再評価資料(2011年3月 北陸地方整備局)(平成22年度第6回 北陸地方整備局 事業評価監視委員会 資料)

