御殿橋(愛知県幸田町)

2025年3月22日訪問 [Google Maps]    [地理院地図]
矢作川水系矢作古川の支流の支流、相見川に架かる町道橋。
1954(昭和29)年5月完成、橋長23mの2径間鋼上路式ダブルワーレントラス橋。
道路橋でダブルワーレントラス、しかも上路式というのはかなりの珍品ではないだろうか。

明治時代から木橋が架かっていたが、昭和中期になって永久橋として現在の橋に架け替えられたそうだ。災害復旧の一環と想像するが、昭和25年から28年にかけて毎年のように水害が発生していたようで、どれが契機になったかはわからなかった。

張り出した垂直補剛材が特異。昭和初期に廃れた形式だと理解しているが、戦後にこの形式が採用されたのはどんな経緯だろう?

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