三見橋(山口県萩市)

2025年4月30日訪問 [Google Maps]    [地理院地図]
三見川に架かる市道橋(旧国道橋)。さんみばし と読む。
1914(大正3)年1月完成、橋長21.45m 径間16.29m 拱矢5.84mの単径間石造アーチ橋。輪石は一重、壁石は間知石谷積みの練積み。練剤は三和土。

1890(明治23)年に着工された第23号仮定県道の改修により1893(明治26)年8月に土橋が完成、その後この石橋に改築されたとのこと。

最初は扇形積みと思い込んだが、どうにも違和感がある。よくよく見れば前後の擁壁と同じ積み方ということに気付いた。壁石が間知石谷積みというのはかなり珍しい。九州の石工を招聘せず、擁壁工事が得意な(おそらく地元の)土木建設業者に任せたということだろう。

いくつかの拱環石に剥れのような痕跡が見える。練材とは異なる剥れ方であり、エフロレッセンスかも知れない。

現地解説にあった、1914年2月完成式の写真。図書館では見つけられなかった貴重なものだ。

国登録有形文化財(建造物)

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