鰐石橋(山口県山口市)

2025年4月30日訪問 [Google Maps]    [地理院地図]
椹野川(天神川、鰐石川とも呼ばれる)に架かる市道橋。わにいしばし と読み、わにしばし と発音する。
1934(昭和9)年7月完成、橋長46.1mの3径間連続RC桁橋。江戸時代から続く萩往還の街道筋である。

2004(平成16)年から2005年にかけて補修補強が施工され、高欄の刷新や橋脚の巻立て等が行われた。(参考資料3参照)

なお、先代は1917(大正6)年1月に完成したRC桁橋。昭和の椹野川改良工事(仁保川との合流地点から1.8km上流までの区間)による堤防嵩上げのため、わずか17年で架け替えられる運命となった。これは1932(昭和7)年から1934(昭和9)年にかけて、日本各地で実施された景気対策を目的とする時局匡救事業として行われた工事である。
先々代は1885(明治18)年に架けられた鉄桁橋。それまで木橋だった。

橋の脇には橋名の由来になった鰐石の重ね岩がある。その前にある門柱のようなものは先代RC橋の親柱だろう。

    参考資料

  1. 匡救土木事業 椹野川改良工事誌 第壱輯(昭和9年10月/山口県)
  2. 土木学会附属土木図書館 デジタルアーカイブス 鰐石橋絵葉書及び『椹野川改良工事誌』写真
  3. 鰐石橋 補修補強設計・施工の工事報告(2004年10月/プレストレストコンクリート技術協会 第13回シンポジウム論文集)
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