西川内橋(太鼓橋)(長崎県佐世保市)

2017年5月1日訪問 [Google Maps]    [地理院地図]
竹田川に架かる橋。
1920(大正9)年8月完成、橋長15.2mの単径間石造アーチ橋。
輪石は一重、壁石は布積みの練積み、地覆のような高欄あり。典型的な長崎の石橋と言えよう。
橋面はアスファルトで舗装されていて元々の舗装は判別不能。当初から自動車の通行を想定した可能性が高く、石張りかも知れない。

橋体とその前後は布積みだが、堤防は谷積みに変化しているところが面白い。

橋の脇にある解説板には大正9年(1920年)7月完成のように記されているが、親柱には「大正九年八月架」と刻まれている。

また、親柱には西川内橋と刻まれているが、道路台帳には太鼓橋の名で登録されている。1本上流の橋、1958年に架設された県道18号佐々鹿町江迎線のRC橋も西川内橋なので、区別のために変えているのかも知れない。(そんないい加減なことがあるのか?)

佐世保市指定文化財

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