2025年5月1日訪問 [Google Maps] [地理院地図]
円山川の河口近くにある瀬戸運河に架かる人道橋。
2017(平成29)年7月完成、橋長17.7mの単径間ポステンPC中空床版橋。阪神・淡路大震災の教訓を活かし防災・減災対策を強化することを目的に県主導で実施されている緊急防災・減災事業のひとつ。
平成16年台風23号の洪水災害、1925(大正14)年5月23日に発生した北但馬地震(北但大震災)による火災、過去の高潮災害などにおいて、津居山北部(運河沿い)の住民は避難経路を失って孤立したそうだ。津居山には平地がほとんどないだけでなく背後は急傾斜地ばかりで高台への避難は難しいため、対岸の瀬戸地区への避難経路を確保する目的で建設された。
「川を渡る人道橋」はごく普通であるが、この橋のように実質的なものを含め「港を渡る歩道橋」の事例は少ない。
瀬戸運河は江戸時代ぐらいに開鑿されたんだろうと高をくくっていたら神話レベルまで遡るらしく、人口水路ではないとのこと。管理上は円山川の支流だろうか。地方港湾・津居山港/第1種田結漁港いずれの港域にも指定されていない。

