2024年11月30日訪問 [Google Maps] [地理院地図]
久慈川水系山田川の久米堰直下に架かる市道橋。たきなごばし と読む。
1968(昭和43)年完成、橋長49.6mの9径間木造桁橋。
橋脚はコンクリートパイル、流木よけは鉄筋コンクリート製で、橋の上部工は流れ橋の構造になっている。
計画的にメンテナンスされており、直近では2009(平成21)年から2010年にかけて床版取り替えが行われた模様。
橋を歩いてみると、床版取り付けのボルトが酔っ払いの千鳥足になっていることに気付く。まっすぐに歩いても斜めに進んでいる気がして歩きにくい。どないなっとんねん、と桁下を覗いてみたら。
行桁を斜めにすることで、肘木なしで細い橋脚梁に確実に乗せている。なるほど。桁厚を最小限(桁下高さを最大限に確保しつつ、橋面と前後路盤の高さを最小限)にするとともに、一部の桁だけがずれることを防ぐための工夫だ。上部工の縦断面を小さくできれば、増水時の抵抗が減るので橋が流れる事態も減る。流れても回収できるようにワイヤーで繋がれている。

