2025年10月11日訪問 [Google Maps] [地理院地図]
長良川に架かる人道橋。
1916(大正05)年08月完成、橋長113mの単径間鋼トラス補剛吊橋、RC主塔。現存最古の近代的吊橋とされる。
美濃の市街地で郡上街道から分岐する牧谷街道の端にあたり、かつて前野渡しという渡船が長良川の両端を連絡していたそうだ。当然に有料であり、増水時には数日間欠航することも珍しくなかっただろう。美濃橋架橋前、最寄りの橋は22km下流の長良橋だったというから、美濃橋架橋は地域が待ち望んだものであることは容易に想像できる。
幾度となく修繕が行われており、近年では2016年から2021年3月まで施工された。そのときに張り替えられたであろう橋面材はヒノキとのこと。
幅員3.1m(有効幅員2.9m)でありながらバスが通行した時期もあるという。対岸から車や歩行者が渡ってこないよう交通整理するのはバス車掌の役割だったのだろう。現代においてバス車掌と言えば女性を直感するが、当時の特に路線バスは男性のほうが圧倒的に多かったはずだ。
当記事執筆に際して何冊かの資料を読んだところ、いくつかは橋長約70mとなっていたのはどういうわけか。みんな確認しなかっただけの話かな?
国指定重要文化財
2001年土木学会選奨土木遺産
- 参考資料
- ふるさと美濃市明治大正よもやま話(1981年4月/市原三三)
- 歴史の道調査報告書 高賀街道(1982年3月/岐阜県教育委員会)

