2025年3月23日訪問 [Google Maps] [地理院地図]
狩野川水系柿田川に架かっていた石橋。現在はその痕跡が残っている。
1909(明治42)年完成、橋長約30mの5径間石造アーチ橋で、2つのアーチには水車小屋があったと伝えられる。背後の鋼橋は1974年に架けられた現在の柿田橋。
輪石は一重、壁石は野面積みなので、熊本の石工を招いたと考えられる。この橋はアーチ式ダムのように上流側に膨らんでいることが特徴だが、その石工の提案だろうか。
柿田川の全長は約1.2km、富士山の伏流水の湧水数十カ所を水源とする。豊富な水量なので季節に関わらず渡河には苦労したようで、17世紀以後何度も橋が架けられてきた。
| 架橋時期 | 形式 | 施主 |
|---|---|---|
| 1671(寛文11)年 | 飛石橋 | 柿田泉荘院の住職・良琛 |
| 1884(明治17)年 | 木造桁橋 | 不明 |
| 1909(明治42)年 | 5径間石造アーチ橋 | 徳倉の石屋・渡辺常吉 |
| 1931(昭和06)年 | 4径間RC桁橋 | 久保田隆作 |
| 1974(昭和49)年03月完成/07月開通 | 単径間鋼鈑桁橋 | 清水町 |
石橋が壊れたのはRC桁橋完成後らしいことはわかっているが、具体的な時期は調査できていない。

